心と体

2020年7月 2日 (木)

コロナ禍で命を守るには、感染症と経済の折り合いが必要

今日は東京都で107人の新規感染者が発生したとのことです。しかし増えたからといって再び緊急事態宣言を発令するかということについては、待ってほしいです。

https://times.abema.tv/posts/7060875 (ABEMA TIMES 最終閲覧日2020年7月2日)

東京都できょう、新たに107人の新型コロナウイルスへの感染者が確認された。1日の感染者の数が100人を上回るのは、5月2日の154人以来、2カ月ぶりとなった。さきほど行われた都の対策本部会議の後に緊急会見を開いた小池都知事は、この感染状況について「感染拡大要警戒」の段階にあるとの認識を示した。
(中略)

一方、医療提供体制については「重症患者は減少しているが、入院患者数が増加傾向にある。医療スタッフを含む病床の準備には相当の時間を要するとのことで、4段階のうち、2段階目に当たる体制強化の準備が必要とのコメントをいただいた」と説明した。

感染者の大部分は若者で、夜の街での検査励行によって発覚しています。

一方で医療供給体制は、重症者が少ないのは救いです。

 

しかし、新型コロナウイルス感染症そのものから命を守ることに専念すると、経済的な要因で自殺する人が増えるのが大問題です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a6293dcf62ac86bdcb3ee9369cba4d7d1c9a889c (Yahoo!ニュース 共同通信 最終閲覧日2020年7月2日)

厚生労働省は2日、新型コロナウイルス感染拡大に関連した解雇や雇い止めが見込みを含めて1日時点で3万1710人になったと明らかにした。6月4日に2万人を超えてから約1カ月で1万人増加した。政府が緊急事態宣言を全面的に解除した後も、雇用情勢の悪化に歯止めがかかっていない実態が浮き彫りになった。

 総務省が6月30日に公表した5月の労働力調査によると、「失業予備軍」とされる休業者は423万人に上り、高止まりが続いている。日本経済は長期的に停滞する懸念も出ており、勤務先から解雇されて失業者に転じる恐れがある。

失業者が自殺したら大変です。

 

https://www.works-i.com/column/hataraku-ronten/detail006.html (Recruit Works Institute 最終閲覧日2020年7月2日)

失業率の上昇は自殺者を増加させる。2021年には自殺者は4万人以上となる可能性すらある。自殺は負の外部性があり、単にその人を失う以上の損失がある。

この記事によると、完全失業率が1%増えると人口10万人当たりで25人の自殺者増加が起こるとのことです。

人口1億2000万人の日本では、失業率1%増で3万人の自殺者が出ることになります。多すぎる気もしますが。

日本の労働者は6700万人程度です。

現時点で解雇・雇止めとなった人たちが3万人で、彼らが完全失業者となっても自殺者への影響はまだ大きくありません。

しかし「休業者」がこのまま就職できないと、最悪で完全失業率は6%上昇し、やはり最悪では20万人近い自殺者が出てしまいます。

記事では4万人以上(コロナ前より約2万人増)と予想しています。

 

コロナウイルス感染症でそれほどの死者が出るとは、今の日本では考えられません。

プーが6月29日に書いたように、マスクさえ着けていれば流行は防げます。

リモートワークも有効です。

再び緊急事態宣言を発令して経済死を激増させることのないよう、切に願います。

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2020年6月29日 (月)

マスクを着ければコロナの流行は防げる

新型コロナウイルス感染症は、世界では1000万人、死者は50万人を突破しました。

しかし感染者が増えたと言っても、医療・介護施設に飛び火していないので、危機では全くありません。

マスクさえ着けていれば恐れることはありません。

 

最近の論文では、マスク(と、social distancing、保護めがね)の感染予防効果について述べられたものがあります。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7263814/pdf/main.pdf

Lancet. 2020 Jun 1;395(10242):1973-1987.  doi: 10.1016/S0140-6736(20)31142-9.  最終閲覧日2020年6月29日

何と、フェイスマスクだけで感染を15%に減らせるというのです。

 

そう言えば、最近のクラスターは、夜の街、昼カラ、外国ではテニスのチャリティーマッチ、暴動と、マスクしていない人ばっかりです。

そういう所での実効再生産数が4.0という高値だとしても、皆がマスクを着用していれば0.6に減少、すなわち流行しません。

そんな場面でマスクなんて無粋、という人は、その場面が終わったらマスクしていてください。それなら自己責任だけで済みます。

 

感染症を、正しく恐れて防ぎましょう。

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2020年6月27日 (土)

集団免疫のゴールはイタリアのベルガモ市

新型コロナウイルスの収束に、「集団免疫」を目指した国々がありました。その顛末を見るにつけ、それを目指さなかった日本は英断でした。

https://jp.sputniknews.com/covid-19/202006097523038/  (SPUTNIK 最終閲覧日2020年6月27日)

新型コロナウイルスの抗体検査により、感染症状の有無にかかわらずウイルスへの感染歴を確認することが可能となっており、イタリアでは広く抗体検査が実施されている。血液検査の結果、ベルガモ市では全住民のうち56.9パーセントから抗体が確認された。

コロナの流行が最も濃いと思われるイタリアのロンバルディア州ベルガモ県ベルガモ市は、2020年2月19日のUEFAチャンピオンズリーグの試合により感染が拡大したと言われています。

さすがに半数超の人が抗体保有となれば、秋以降の第2波も大したことはないでしょう。免疫失活があるという話もあるのですが。

 

ロンバルディア州の統計しか見付けることは出来ませんでしたが、Wikipediaによると、州都をミラノとするロンバルディア州は、人口1000万人のところを9万人が感染し、死者16,000人だそうです。

人口1400万人の東京都は、東京都新型コロナウイルス感染症対策サイトによると、本日までの累計陽性者6054人、死者は325人です。抗体保有率は0.1%でした。

色々と比較困難ですが、それくらいの地獄を見ないと集団免疫を獲得出来ないのです。

 

日本では到底無理です。

チャンピオンズリーグのようなお祭り騒ぎは防がなければなりません。

それでもスポーツイベントを無事開催するための意識が必要です。

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2020年6月26日 (金)

コロナの実効再生産数は感染性胃腸炎をベンチマークに

新型コロナウイルス感染症の感染者が東京で急増しているように見えますが、果たしてそうでしょうか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/61ae4e7707ee602d7bf4bf20ab91836f5d30b46a (Yahoo!ニュース 産経新聞 最終閲覧日2020年6月26日)

菅義偉(すが・よしひで)官房長官は24日午後の記者会見で、東京都で新型コロナウイルスの感染者が新たに55人報告されたことに関し「濃厚接触者などが積極的に検査を受けた結果が含まれている」と述べた。

このように菅官房長官は、積極的疫学的調査を行ったために把握できた人数が増えたのだと言いますが、Yahoo!コメントを見ると批判の嵐です。

発表された人数ベースで考えれば、実効再生産数は連休直後に0.3弱まで下がったのが、今は1~2なので、感染爆発の徴候と考えることもできます。

20200626

https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/ (都内の最新感染動向 最終閲覧日2020年6月25日までのデータと6月26日の感染者数を元にグラフ化)



しかし検査の方法を変えれば把握できた割合も変わるのは当然で、単純な前後での比較はできません。

プーの6月16日の記事では、東京都の感染判明数と抗体保有率を比べたときに、感染者数の把握割合は3割程度と述べました。

ということは、積極的疫学調査によって今までの3倍程度までは感染判明数は増加しうるのです。

 

では、何を見て流行状況を知ることができるのでしょうか。

ずっと同じ検査をしている他の感染症を見れば良いのです。

こちらは、東京都の感染性胃腸炎の流行状況のグラフです。

Photo_20200625174001

http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/gastro/gastro/#vtype 東京都感染症情報センター 最終閲覧日2020年6月25日

過去4年間と比較できます。赤線が今シーズンの流行です。

例年に比べて著しく低調です。我々のコロナ対策は、感染性胃腸炎の流行も防いでいます。

 

それでも、第19週(5月4日~)をボトムに少しずつ増えています。

http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/weekly/ (東京都感染症情報センター 最終閲覧日2020年6月26日)の感染性胃腸炎の定点当たり報告数を見ると、第19週で定点当たり0.67人だったのが第25週では2.0人程度のようです。

0.67人が6週かけて2.0人に増えるとすると、1週間当たりの増加割合は約1.2です。0.67に1.2を6回掛けると2.0になるということです。

新型コロナウイルス感染症の実効再生産数も同様と考えられます。

我々の自粛の心理も、GWを境にその程度には緩んだのです。

 

プーは、日本の経済を考えたときに、実効再生産数1.2程度の緩みは許容しなくてはと考えます。

飲み屋さんだって新しい生活スタイルに従って客が今までの半分では潰れてしまうのですから。

 

なお、毎年1、19、33週で激減していますが、それぞれ年末年始、GW、お盆に対応しています。

学校や職場が休みの時は人の接触が少ないので感染症の流行も落ち着くのです。

コロナウイルスも、もう1年経てば、感染性胃腸炎やインフルエンザと同じような波を繰り返すと考えられます。

 

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2020年6月25日 (木)

飲み会での拡散は大きいと思う

昨日の東京都の新型コロナウイルス感染者が55人と発表されました。「職場内クラスター」が大きいのだそうです。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20200624-00000526-nnn-soci (Yahoo!ニュース 日テレNEWS24 最終閲覧日2020年6月25日)

55人のうち12人は、新宿区が行っているホストクラブなどの集団検査で判明しました。 他に、同じ職場で働く会社員の「職場内クラスター」の濃厚接触者が8人となっています。 

 小池都知事は24日朝、「職場内クラスターがこのところ大変問題になっています」と話しました。 
  
この職場とは、都内にある人材派遣会社で、仕事内容はデスクワークに近い仕事です。 ここで23日までに7人の感染が判明していて、保健所が、クラスターが起きたとして同僚など濃厚接触者を調査していました。そんな中、24日に新たに8人が追加されました。 

感染者拡大と言っても、クラスターが追跡されており、医療・介護施設に飛び火していないのだから、現状は大丈夫です。

ホストクラブでの感染は相変わらずですが、最近は「職場内クラスター」だそうです。

 

もしかして彼らはマスクを着用していないのでしょうか?

プーが6月14日に書いた通り、

http://ayoshidamd.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-a2377f.html

ウイルスの感染力は発症日前からあります。

感染者が、発症していないからと言ってマスクを着けずに唾を飛ばして人に掛かったら、感染リスク大です。

それは避けなければなりません。

 

しかし、彼らは職場でマスクを着けていないのでしょうか?

普通は職場では着けているのではないでしょうか。

コールセンターのように電話対応の多いところでは外さないと話にならないかもしれませんが。

それよりも夜の飲み会ではないかと考えます。

プーが街をジョギングしていて感じるのですが、一部飲食店は以前通りに混雑しています。

ここでは感染すると思います。

 

マスクを着用せずに飲み会というのも無茶な話かもしれません。

手指消毒くらいは行い、せめて、医療・介護関係者に飛び火しないように注意してください。

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2020年6月21日 (日)

スウェーデンの状況を見るとロックダウンは無意味かも。医療介護施設だけ守れれば

ロックダウンせずに集団免疫を目指したスウェーデンで新型コロナウイルスに対する抗体検査が行われましたが、抗体保有率は6.1%と低調でした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fb15509477d4890a98366d6dee70e1c62b9dfb07 (Yahoo!ニュース REUTER 最終閲覧日2020年6月21日)

[ストックホルム 18日 ロイター] - 新型コロナウイルス禍への対応として都市封鎖(ロックダウン)を実施していないスウェーデンで、国民の抗体保有率が約6.1%にとどまっていることが最新の検査で分かった。スウェーデンは国民の多数が感染することで免疫を得る「集団免疫」の獲得を目指しており、期待を裏切る結果となった。

(中略)

スウェーデンでは17日、コロナ感染による死者が5000人を突破した。人口当たりのコロナ関連死は他の北欧諸国と比べて高いものの、英国やスぺイン、イタリアなど厳格な都市封鎖を導入した国々よりは低い。

日本の抗体保有率0.1%よりは高いですが、ロックダウンせずに集団免疫を目指した割に低いです。

その一方で、人口当たりの死者は欧州の他の国と比べて特別高いわけではありません。

Covid-world

(worldometer WORLD 最終閲覧日2020年6月21日)

これを見ると、ロックダウンは無意味だったのではないかと思えます。

 

ただ、スウェーデンの方針は老人切り捨てとセットです。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/36908 (東京新聞 最終閲覧日2020年6月21日)

GDP減は抑えられても犠牲は甚大だった。人口約一千万人の国で死者数は五千人を超え、死亡率は北欧四カ国で突出。死者の九割は七十歳以上だった。だが、保健当局によると、集中治療室に運んだ患者のうち七十歳以上は約22%、八十歳以上は3・5%のみ。医療崩壊を防ぎたい政府は「高齢患者をむやみに病院に連れて行かない」とのガイドラインを現場に通達していたのだ。「命の選別」だと非難の声が上がった。

高齢者が入院すると入院生活は長期に及び、医療崩壊に直結します。これを防いだスウェーデンは英断かもしれませんが、日本は真似できません。

 

最近日本では新規感染者数が増えていますが、「現在の」感染者数は減っています。夜の街の元気な人の感染が多く、高齢者と違ってすぐ回復するからです。

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(worldometer Japan 最終閲覧日2020年6月21日)

医療・介護関連施設でクラスターが発生すると被害甚大ですが、そこだけしっかり守れれば多少の感染者数には目を瞑って良いと考えます。

逆に言えば、医療・介護関連の職業の人は、引き続き三密をさける必要はありそうです。

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2020年6月18日 (木)

「唾液」で「抗原」検査、だいぶ楽にはなったが「除外診断」は出来ない

新型コロナウイルス感染症の検査は、次第に簡便になってきています。しかしその限界も理解する必要があります。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20200618-00000017-jnn-soci (Yahoo!ニュース TBSニュース 最終閲覧日2020年6月18日)

 新型コロナウイルスへの感染を短時間で調べることができる「抗原検査」について、検体が唾液でも確定診断ができる検査試薬が19日、薬事承認される見通しであることが分かりました。

  「抗原検査」は現在、発症後2日目から9日目以内の人を対象に、鼻の奥の粘液から検体を採取する方法で確定診断として認められていますが、より感染リスクの少ない唾液での検査が期待されています。

 (中略)

  この検査試薬を使い特定の機器で分析すれば、現在、抗原検査にかかる30分という時間より、さらに短い時間で結果が分かるということで、厚労省は近く、唾液による抗原検査を確定診断として認める方針です。

コロナウイルスの検査の問題点は、

・PCRだと検査に数時間かかり、大量の検査が出来ない。

・鼻咽頭から採取すると検査者に感染する恐れがある。

ということが挙げられます。

これが、「唾液」で「抗原検査」となると、これらの問題が解決します。

これに伴い、厚労省のガイドラインも下のようになります。

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https://www.mhlw.go.jp/content/000640554.pdf (SARS-CoV-2 抗原検出用キットの活用に関するガイドライン 令和2年5月13日 令和2年6 月 16 日 改訂 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策本部)

すなわち、抗原検査で陽性となれば、確定診断です。

しかし注意を要するのは、相変わらず「除外診断」すなわち、コロナに感染「していない」証明は出来ないということです。

抗原検査も最近の調査結果で(上の資料をずっと読んでいくとデータがあります)感度がPCRに劣らないことが分かってきましたが、逆に言えば感度が最大70%程度のPCR以上ではないと言うことです。というかPCRよりも正確な検査は現在この世に存在しません。

PCR陰性でも疑わしい症状のある患者さんは、何回かPCRすることで確定診断しています。

 

そういう限界を理解した上で唾液の抗原検査を有効活用していきましょう。

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2020年6月16日 (火)

東京で集団免疫はついていないが、日本の感染対策の正しさは示された


東京都の新型コロナウイルスに対する抗体保有率は0.1%でした。ガッカリですが、良かったこともあります。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b08af15b85b075bca6e62fb73d2f3a95be7ef9ec (Yahoo!ニュース 産経新聞 最終閲覧日2020年6月16日)


厚生労働省は16日、東京都約2千人の抗体保有率を調査した結果、0・10%に陽性反応が確認されたと発表した。約3千人を調査した大阪府では0・17%、宮城県では0・03%で陽性反応があった。

検査試薬はロシュ社やアボット社という世界的な製薬会社なので、現在最も信用の出来る結果ですが、あれだけ流行が騒がれた割には抗体保有率はとても低いでした。

これだと、某国のように医療崩壊するくらいに流行しないと集団免疫は獲得できないことになります。

 

その一方で、東京都で判明した感染者数5,000人程度に対して、東京都民1,400万人のうち抗体保有率0.1%すなわち既感染が推定14,000人というのは、感染者の3割程度は把握できていたことになり、「夜の街」のような把握困難な場所の存在を考えたら極めて優秀です。

日本にはCTという感度の高い(見逃さない)検査があり、感度は低いけど特異度の高い(陽性なら感染確定)PCR検査との組み合わせが奏功したのだと考えます。

 

本当に優秀かどうかは、感染の拡大したニューヨークやロンドン、ロックダウンしなかったストックホルムやサンパウロの結果とも付き合わせなければなりません。

とりあえず、4月時点でのニューヨーク州の抗体陽性率は13.9%で推計180万人、当時の感染判明者数は10万人程度とすると、感染者の数%しか把握できていなかったことになります。

https://www.cnn.co.jp/usa/35152892.html (CNN 最終閲覧日2020年6月16日)
日本は胸を張って良いと思います。

 

日本は、集団免疫を獲得は出来ていませんが、その分、感染対策は成功していると言えます。

 

あとは、新宿歌舞伎町の人々の抗体陽性率は高いと思われるので、そちらで調べて欲しいです。

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2020年6月15日 (月)

陽性者数が増えたのは、新宿区が集団検査を始めたから

東京都の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が昨日47人、今日48人と急増していますが、検査の仕方が変われば前後で比較は出来ません。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061400175&g=soc (時事ドットコムニュース 最終閲覧日2020年6月15日)

都によると、新規感染者の約7割に当たる32人が接客を伴う飲食店など「夜の街」で感染したとみられる。18人は同じ店のホストで、新宿区や都が店の協力を得て実施した集団検査で陽性が判明した。このほか、7人は集団感染が起きた武蔵野中央病院(小金井市)など医療機関の関連という。
 小池百合子都知事は「積極的に検査を行った結果で、かつての数字とはかなり違う」と話した。

「夜の街」は、今まで謎でしたが、相当に大きな潜在的クラスターになっていることは間違いありません。

急に感染が拡大したわけではなく、把握できた割合が増えたので、流行していることが明らかになったに過ぎません。

小池知事もそこは分かっているようで、安心です。

 

東京の「夜の街」では現在大流行と思われますが、医療・介護の関係者が感染しない限りは大きな問題はありません。

むしろ、スタッフ全員感染して、全員免疫を持って胸を張って仕事を出来るようになる方が良いと思います。

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2020年6月14日 (日)

コロナ患者は早期退院へ

コロナウイルス感染者の退院の基準が14日から10日に短縮しました。今までの研究で得られた知見に基づいて、妥当と思います。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6599d18be97f49eb543b586031763380d05a2ebb (Yahoo!ニュース 時事通信社 最終閲覧日 2020年6月14日)

厚生労働省は12日、新型コロナウイルスに感染した患者がPCR検査なしで退院できる基準を、原則として発症から10日経過し、かつ症状が改善して72時間過ぎた場合に見直した。

従来は発症から14日経過後だったが、世界保健機関(WHO)の基準変更を踏まえて改定した。

 

段々と、扱いが季節性インフルエンザに近づいてきている印象です。

根拠となる文献はこちらです。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7195694/ (JAMA Intern Med. Published online May 1, 2020. doi:10.1001/jamainternmed.2020.2020)
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この図は、当該文献の中の図に日本語を加えたものです。

家族内感染(左)の割合が8%程度と高く、それに比べたら一般社会での感染率は1%と低いです。

そして大事なことは、発症から6日以降では感染していない、という結果です。

一方で、発症日前でも感染しています。

 

このようなデータを根拠に、元記事ではコロナ入院の日数の短縮を決定しました。

長期にわたって感染力を有する人や巨人の坂本選手のように死んだウイルスをPCRで検出してしまう稀な例もありますが、それを全員に適用していては医療機関や患者本人の負担が大きすぎます。

 

今後も、エビデンスに基づいた無駄のないコロナ対策を立てていきたいです。

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