心と体

2009年11月13日 (金)

新型インフルエンザのワクチン接種翌日に死亡

残念な結果ですが、ワクチン接種との因果関係は微妙です。これがあったからと言って、接種に尻込みしてはいけません。

 厚生労働省は13日、新型インフルエンザワクチンを接種した富山県の70代男性が、接種翌日に急性呼吸不全で死亡したと発表した。男性には肺気腫の基礎疾患があり、主治医は「持病が原因で、ワクチン接種との関連はない」と判断している。厚労省は専門家に因果関係の検討を依頼し、安全性を改めて評価する。ワクチン接種後の死亡例は初めて。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091113-00000094-mai-soci

そもそも病名の「急性呼吸不全」からして意味不明です。通常、突然死は「急性不全」と言われます。この男性は元々肺気腫(≒慢性呼吸不全)だったから、死因は呼吸器系だろうという判断なのでしょう。

肺気腫などの慢性呼吸不全の人は、よく痰が出るのですが、瞬間的に痰が絡んで窒息することがあります。体力が低下しているので、痰が絡んだときに咳などで追い出すことが出来ないと窒息します。この男性は一人で寝ていたので誰にも気付いてもらえずに死んでしまったのでしょう。

慢性呼吸不全の人なら何時起こってもおかしくないことですが、強いてワクチンとの関連を考えるならば、ワクチン接種後には軽く風邪を引いたようになる、という副作用でしょうか。慢性呼吸不全の人は、風邪を引いただけでも重症化しやすいです。

このような持病を持った人こそ優先的に接種すべきだし、発症・重症化予防の効果もそこそこ証明されつつあるはずです。この程度の関連をもって副作用死だから接種中止、となったら、それは本末転倒です。

そんなことにはならないと信じていますが。

Banner_03 よろしかったら応援クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 8日 (日)

食料自給率41%は・・・低いだろ!

今日は、なじみのりんご園に行ってきました。とても美味しい林檎でしたが、経営者はもう80歳近く。あと何年おいしい林檎を食べられるか不安です。

記事では長々と細かいことが書いてありますが、どう考えても現状ではまずいでしょう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091108-00000551-san-bus_all

41%―。農林水産省が今年8月に発表した平成20年度の日本の食料自給率(カロリーベース)だ。農水省は食料安全保障の立場から、自給率アップの必要性を説き、「50%以上が望ましい」との目標を掲げている。「食料安保」という言葉から「飢餓」や「飢え」という言葉が連想されるが、果たして食料自給率41%という数値は低いのだろうか。そもそもカロリーベースの食料自給率は「食料安保」の指標としていいのだろうか―。

記事では、日本人が食糧の中で無駄にしている部分を除けば食料自給率は50%は既にあるとか、食生活の欧米化が問題(本文にはありませんが、我々が穀物を食べるのに比べて、家畜に食べさせてその肉を我々が食べると、同じ穀物生産量でも自給率が下がる)などと言っていますが。そんな細かいことはどうでも良いのです。

しかし、

加倉井氏も「いざというときに生きながらえるための農業を維持することは大事」とした上で「より広い地域で助け合う方がいい」とし、自給率の数値よりも多様な食料輸入ルートの確保が安定供給のカギであると考えている。

多様な食料輸入ルートの確保

なんておめでたい人だ。

ちょっと考えれば分かりますが、想定しなくてはいけない重大事態は、戦争です。

戦争が起こって海上封鎖・原油の輸入がストップしても国民の食料が保たれる政策を・・・と、ここまで書いて、どう考えても不可能な気がしてきました。

それでは戦争を防ぐ外交を、となりますが・・・世界史を振り返れば、望まない形の戦争突入の事例など山ほどあり、永世中立といっても武装している国もあり、非武装を謳って他国の侵略を無抵抗で受け入れた国もあります。

現在この国の軍事力は貧弱で、超大国に依存しなくてはならない状況です。

この国はこれから国防という意味での安全保障についてどう取り組んでいくのか。タブーを排して深い議論を行うべきです。ひいてはそれがこの国の食料の安全保障政策にも繋がっていきます。

支離滅裂ですみません。

Banner_03 よろしかったら応援クリックお願いします。

| | コメント (9) | トラックバック (1)

2009年11月 1日 (日)

新型インフルエンザ、休日診療所に殺到

新型インフルエンザの流行拡大で、休日診療を担う各地の医療機関が悲鳴を上げている。

 平日と異なり、地域の病院や診療所の多くが休診となるため、患者が集中し、長蛇の列ができることも。各自治体は医師をやりくりして休日当番の医療機関を増強するなど対応に追われている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091101-00000116-yom-soci

日本の医療が旧ソ連だ。

これは近々崩壊するのでは?

こうなると、インフルエンザを発症しても家で寝ているのが正解になりそうですね。

受診してもこんな有様では、病院に行くとかえって悪化します。

しかも困ったことに、

インフルエンザでない人がインフルエンザを貰ってしまいます。

最悪は、別の重病で入院した人が後からインフルエンザを発症して死亡する、という事態が考えられます。

 市小児科医会の山中樹会長は「平日でさえ100人以上の患者を診察し、医師の疲れはピークに達している。この態勢を維持するのは困難」と懸念する。

「この態勢」って・・・これからもっと増えるんだよな・・・

日本の医療が硫黄島です。

Banner_03 よろしかったら応援クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月30日 (金)

入院患者らの優先接種始まる~新型インフルエンザ

恥ずかしながら、自分も新型インフルエンザの予防接種を受けました。同僚から「君が倒れたら大変だから」と言われたからですが、コストは? 効果は? 安全性は? これらが微妙な中では、単なるアリバイ作りに過ぎないという気もします。

 医療従事者に次ぐ優先順位の基礎疾患(持病)を抱える入院患者や妊婦に対し、新型インフルエンザ用ワクチンの接種が30日、一部の県で始まった。医療従事者の希望者が多い自治体では来月中旬にずれ込む見通しで、入院患者らの接種開始時期はばらつきが出そうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091030-00000040-jij-soci

まるで医療従事者が悪いみたいな書き方だな。時事通信。

こいつも医療従事者が最優先である理由を分かっていない。

厚労省は我々を使い捨てにする気満々だし。

一方で、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091030-00000653-yom-soci

患者数の累計は約431万人、ここ1週間の新規患者が約114万人と。

本当に凄い勢いです。

ワクチンを打っても効き始めるのが2週間後というし。

ワクチン無駄なんじゃね? って思います。

しかも死者は10万人に一人というレベルだし。

そうは言っても、感染の拡大を遅らせるのは、医療機関に掛かる負荷を分散するにも大事なことではあります。

何せ余裕のある医療機関なんて殆ど無いですから。

しつこいようですが、大事なのはパニックを起こさないこと。

特にマスコミには冷静な報道を求めます。

Banner_03 よろしかったら応援クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月24日 (土)

新型インフルワクチン接種、6人に重い副作用

「インフル」って略し方、止めにしない? と思う今日この頃です。略すなら、「フルー(英:flu)」の方が言葉としても正しいし。「インフル」では、influence(和:影響)なのかインフレの言い間違いか、ゴッチャになりますもの。

それから、我が医療機関にもようやくワクチンが入荷しました。希望者を募っていざ接種となると、さらに1週間くらい掛かりそうです。当院では、医療従事者の中では医師と外来スタッフが最優先ということになりました。

さて、

厚生労働省は23日、医療関係者に対する新型インフルエンザワクチンの接種開始から4日間で、意識低下や筋肉痛など、重い副作用(副反応)の可能性がある事例が6件報告されたと発表した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091023-00001087-yom-soci

まあ、死亡例が無くて良かったですね。2万人に接種してその程度だから、特別問題はないという結論でしょう。

それにしても、

医療従事者は態の良いモルモットだな。

しかも注射代金は個人持ちだし。

そう考えれば、最優先接種対象の医療従事者の注射回数が1回、というのも頷けます。医療従事者の感染を防ぐなら2回注射すべきです。それが1回というのは、医療従事者の感染を本気で防ぐ気がない、ワクチンの安全性を確認できれば十分、と厚労省が考えている、と言わざるを得ません。

最前線の人間を見捨てるような国って大丈夫なのだろうか? と心配になります。

Banner_03_2 よろしかったら応援クリックお願いします。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年10月21日 (水)

中高生の3割「昼からウトウト」…高1でピーク

中学、高校生の3人に1人は、昼間に強い眠気を感じていることが、厚生労働省研究班(主任研究者=大井田隆・日本大教授)の約8万7000人を対象にした初の全国調査で分かった。昼間の眠気は、学習効率を下げたり、健康に悪影響を与えたりすることが知られており、中学、高校生への健康教育が重要になりそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091021-00000001-yom-sci

自分もその一人でした。というか、授業中も寝ていることが多々ありました。

就寝時刻の遅れや、通学時間の長さなども、昼間の眠気に影響を与えていた。

自分の場合は遠距離通学で朝が早かったのが一番の理由だと思います。

しかし、「部活」というのも多分に関わっているはずです。特に朝練などやれば午後の部活までに体力を回復させないといけませんから。

なんて言うと、高校野球は悪だという話にまでなってくるので、掘り下げられないことなのでしょう。

自分は、若い頃にスポーツに打ち込むことは、大切だと考えています。その結果授業中に居眠りすることも、ある程度は仕方ないかな・・・とも思います。

人間の教育の三本柱は、「知育・体育・徳育」と言われています。知育に偏っていた自分としては、もう少し他のことも頑張っていたら、スケールの大きな人間になっていたかなと少し後悔しています。

Banner_03 よろしかったら応援クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月20日 (火)

.ワクチン原則1回は拙速

足立信也厚生労働政務官は19日夜、厚労省の意見交換会で新型インフルエンザ用ワクチンの接種回数を原則1回としたのは拙速だったとして、同省内に専門家を集めて議論のやり直しを行った。
 足立政務官は医療従事者の1回接種を容認する意向を示した。一方、妊婦や基礎疾患(持病)を抱える人の接種回数は慎重に判断すべきだと指摘し、結論を先延ばしする考えを示した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091020-00000001-jij-soci

先日自分がこのブログで1回接種に賛成したばかりでしたが、どうも変な横槍が入ったようです。

しかもこの差し迫った時期に方針変更など、馬鹿らしくて呆れます。

今はワクチンが全然足りないのに、2回打っている場合ではないんだ!

何で最優先の医療従事者が1回で妊婦・持病が2回ということになるんだ? こいつは、医療従事者がなぜ最優先なのか分かってないんじゃないか!?

医療従事者が発症したら患者の治療が出来なくなる。だから医療従事者が最優先なんだ。

とりあえず優先順に1回ずつ。余ってきたら2回目でしょう。

厚労省には冷静な決断を求めます。

Banner_03 よろしかったら応援クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月17日 (土)

新型ワクチン、接種は原則1回

 厚生労働省は16日、新型インフルエンザワクチンについての意見交換会を開き、出席した専門家らは、国産ワクチンの接種回数を原則1回とする方針で合意した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091016-00000138-jij-soci

ワクチンが足りないのだから、重症化リスクの低い人は1回で、というのは妥当な判断でしょう。

科学的根拠より社会的必要性に配慮した決断と思いますが。

 臨床試験は9月中旬に開始し、健康な成人200人に北里研究所の製造したワクチンを接種。うち血液を採取できた194人について分析したところ、通常の分量を1回接種した96人のうち、75%に当たる72人が十分な抗体を獲得していた。98人には分量を2倍に増やしたワクチンを接種したところ、抗体の保有率は87.8%に上昇したという。 

この臨床試験の結果を見ると、一個人で考えて1回接種で効果十分かというとイマイチですが(まあ、実際ワクチンなんてその程度のものなのです)、集団で考えた場合、2回分を1人に注射した時の効果(?)が87.8に対して、2人に1回分ずつとした場合は75×2=150となり、費用効果に優れます。

少なくともワクチンの不足している現状において、新型インフルエンザ蔓延を防ぐ目的なら、全員1回ずつの接種を行うのが正解でしょう。そしてワクチンが充足してきたら、高リスクの人が2回目の接種を受けるべきです。

全ての人を完璧に救うことが不可能であるなら、大きな意味での費用効果に基づいて優先順位を決めることは、必要悪であると考えます。

Banner_03 よろしかったら応援クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月16日 (金)

インフルエンザ、「新型」と「季節性」

そろそろ新型インフルエンザのワクチンが出回り始めたようです。

しかし初回出荷は100万人分。人口比1%程度です。最優先の医療従事者で終わってしまうでしょう。自分自身は受けない可能性が大ですが。

今後希望者が殺到するでしょうが、厚労省が優先順位毎の接種のスケジュールや基礎疾患の定義をしっかり決めないと、医療現場は大混乱になるでしょう。また、医療機関ごとに接種が行われるので、ワクチンの偏在も問題になるでしょう。保健所で一元的に接種するのが有効な方法ですが、そうすると基礎疾患の把握が難しくなります。

混乱と言えば、季節性インフルエンザの予防接種の時期が近付き、こちらも問題となっています。

新型インフルエンザ対策のために、季節性インフルエンザのワクチンの生産が遅れ、また、量も少なくなっています。それでも去年実績並みの数はあるそうなので、いつも通りの対策を打てば大丈夫なはずです。しかし今年の新型インフルエンザ流行で不安になって季節性インフルエンザのワクチン接種を受けようなどと言う人が出てくると足りなくなります。

確認しておきますが、季節性インフルエンザのワクチンは新型インフルエンザには無効です。逆もやはり無効です。

季節性インフルエンザのワクチン接種には優先順位が決まっていないので、基本的に早い者勝ちにならざるを得ません。もう接種を始めている人がいるそうですが(朝のフジテレビの番組で言っていました)、この時期では早すぎです。今接種すると2~3月にはワクチンの効果が切れてしまいます。

自分の病院では、11月以降の予防接種を「予約する」という形を取りました。

我々に求められるのは、パニックに陥らないことです。冷静に対応すればインフルエンザは問題なく乗り切れるはずです。

Banner_03 よろしかったら応援クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月13日 (火)

慶大生が全裸で集団疾走

全裸で駅構内を走り回ったとして、神奈川県警港北署と少年捜査課は13日、公然わいせつ容疑で、慶応大学の男子学生9人と「撮影係」の女子学生(18)を書類送検した。
 学生はいずれも1年生で広告学研究会のサークル仲間。「ばかなことをしてしまった」と容疑を認めている。男子学生9人のうち5人が酒を飲んでいたという。
 同署によると、学生は「夏の思い出になる映像を残そう」と、先月20日午前4時15分ごろ、紙パンツだけをはき、穴を開けて陰部を露出させた状態で、大学近くの商店街から東急東横線日吉駅に向かって疾走。しかし、「それでは面白くない」と、無人の同駅ホームに侵入し、全裸になって駅構内やホームを走り回り、改札前に並んで記念撮影した。通行人が目撃し110番した。
 一連の行為は、サークルの打ち上げで上映するため、女子学生がビデオで撮影していた。
 慶応大学の話 各方面にご迷惑をお掛けして申し訳ない。処分については各学部が検討すると思う。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091013-00000111-jij-soci

全文・長文の引用にて申し訳ありません。

はっきり言って「ばかなこと」ですが、

許してやってくれ。

若い男っていう生き物は、そういうものなのです。

草彅剛君がそうであったように。

別に覚醒剤を吸っていたわけでなし、暴行事件など起こしたわけでなし。大目に見てやって下さい。

もうちょっと掘り下げてみますが。

まず、全員1年生、ということは、サークルの「先輩」という黒幕がいるはずです。処罰するとすればむしろそっちです。本人達には単なる「通過儀礼」という感覚でしょう。メジャーリーグ1年目の選手が仮装する日があるのと同じ程度の認識です。

あと、自分が学生の時は、宴会となれば(自分は好きではなかったですが)男は脱いでナンボでした。厳密には、会場を提供した人が警察に通報していたら、自分も捕まっていたでしょう。そうならなかったのは、社会の暗黙の了解があったからです。

それから、それよりの前の世代はレベルが違います。学生運動が盛んだった時代は、警官を殴った者もいるそうです。そんな人達に比べれば、上の事件などカワイイものです。

まあ、通報があれば逮捕となるのは仕方ないでしょう。彼等は反省すべきですが、これだけで将来に悪影響があっては気の毒と思います。

Banner_03 よろしかったら応援クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧