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2021年11月

2021年11月27日 (土)

世界はオミクロン株に警戒

南アフリカから新型コロナウイルスの新たな変異株が出て世界を不安に陥れています。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021112700197&g=int 時事ドットコムニュース 最終閲覧日2021年11月27日

【ニューヨーク時事】感謝祭の祝日による休場明けとなった26日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、南アフリカなどで見つかった新型コロナウイルス変異株に対する懸念が広がる中、大幅続落した。代表的な指標である米国産標準油種WTIの清算値(終値に相当)は前営業日比10.24ドル安の1バレル=68.15ドル。70ドルを割り込んだのは9月10日以来、約2カ月半ぶり。
 下落率は約13%安と今年最大で、原油相場が暴落した2020年4月20日以来の大きさだった。

新しいオミクロン株がどれほどの感染力・病原性を持っているかは分かりませんが、世界の市場は警戒していることは間違いありません。

原油相場が下がったことは、原油高=ガソリン高に苦しむ日本国民には良いニュースです。

しかし間違いないのは、冬に侵入を許したら大変なことになる、ということです。

 

ドイツは医療体制が逼迫しています。

https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-germany-idJPKBN2IB0QJ REUTERS 最終閲覧日2021年11月27日

[ベルリン 26日 ロイター] - ドイツで26日に新たに確認された新型コロナウイルス感染者が7万6000人を超え過去最多となった。都市部では医療が逼迫しており、空軍を動員して重症患者を他の地域の病院に移す準備を進めている。

南部と東部の病院を中心に集中治療室(ICU)のベッドが満床になりつつある。治安当局筋は空軍が同日、南部メミンゲンから北部オスナブリュック近郊のミュンスターまで重症患者を輸送すると述べた。

シュパーン保健相は、ドイツの感染状況はかつてないほど厳しいとし、社会的な接触を大幅に減らさないと第4波を食い止められないと警告した。

また、南アフリカで新たな変異株が見つかったことを受けて、26日夜から南アから入国できるのはドイツ人だけとし、全ての人に14日間の隔離が必要になるとツイッターで明らかにした。

 

日本は現在感染を良く抑えていますが、ワクチン接種にマスク着用を続けているからでしょう。

オミクロン株はワクチンの効きが弱いとも言われています。

やはり変わらず、マスク着用で冬を乗り切りたいです。

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2021年11月17日 (水)

北海道のコロナは注意信号

北海道で新規陽性者数が増えてきています。寒くなってきているためと思われますが、要注意です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cd92424bb00e0d0afa549015154acaa0d460c1dc Yahoo!JAPANニュース HBC北海道放送 最終閲覧日2021年11月17日

17日、北海道全体の新たな新型コロナウイルス感染確認は40人でした。亡くなった人の発表はありません。

 40人以上になったのは10月14日の45人以来、ほぼ1か月ぶりで、傾向を見る一つの目安の前週の同じ曜日(10日水曜日8人)より32人増えています。

 

北海道の新規陽性者数のグラフはしばらく作っていませんでしたが、10月1日分から慌てて作ってみました。

データソースは、 NHKの特設サイト 新型コロナウイルス https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data/pref/hokkaido.html です。

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10月でもそれなりに感染者を出していた北海道ですが、今日の新規陽性者数の結果により、前週比が2を上回りました。

前週比2が続くと、本日の前週比は約15人なので、15×2^6で年末には新規陽性者数が1,000人に達してしまいます。

これほどの増加の勢いは抑えなければなりません。

増えているのは札幌市と旭川市という都市部なので、宴会などで密になることは防がなければなりません。

 

また、それは近い将来の東京都の状況でもあります。

マスク着用だけでもかなり防げます。今冬を無事に乗り切って、その先の自由を手に入れましょう。

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2021年11月 9日 (火)

第6波の転換点にならないように

東京都の新型コロナウイルス新規陽性者数の前週比が増加に転じました。

寒くなり、いつか必ず来ることですが、急激に増えないように注意を要します。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5d25742d25ebba83d8d52ffb76c234b1e5eab323  Yahoo!JAPANニュース TBS NEWS

新型コロナウイルスについて、東京都はきょう、新たに30人の感染を発表しました。
先週火曜日の18人から12人増加しました。30人以上の感染発表は13日ぶりです。

直近7日間平均の感染者数は23.1人で、先週の105.5%でした。

東京都の新規陽性者数の推移です。

データのソースはいつもと同じく東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト です。

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新規陽性者数の実数としてはピークより2桁少ない現状です。

しかし、前週比は8月下旬以降1未満だったものが今日久しぶりに1を超えました。

寒くなってきたのだから当然です。

そういう意味では、北海道で流行しだしたら東京も明日は我が身と身構える必要があります。

 

冬と言えばインフルエンザです。

今のところは全く流行していません。

ソースは東京都感染症情報センターです。

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例年なら流行が立ち上がり始めている頃です。

我々のマスク等による感染対策が今のところは奏功しています。

こちらが流行するようならコロナも警戒、というか、今冬に病院に発熱患者が殺到したら医療は容易に崩壊します。

コロナ前なら、冬に殺到する発熱患者には十把一絡げにインフルエンザ検査を行っていました。

しかしコロナ禍では、患者さん一人一人に検査するたびにガウンなどの防護具を着替えなければなりません。大変な負担です。

そこへきて、ワクチン供給が去年より少ないです。去年全く流行しなかったので感染による自然免疫も減っています。

 

既に74%にも上っている新型コロナワクチン接種と、今シーズンは50%以下しか接種できない(厚生労働省)インフルエンザ、どちらが流行するのかは、医学的には興味深いですが、社会的には、どちらかが流行した時点で人流を抑制しなければならないでしょう。

そうならないように、「三密」は引き続き避けましょう。

流行当初のように、「少しのも許せない、せこい人間」ではありたくないですが。

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2021年11月 3日 (水)

ぐんまマラソン完走も悔やまれる「歩き」

ぐんまマラソンに出場して完走しました。

5時間を切れなかったのが残念でした。

原因として、まずは重いというのがありますが、プーが痩せるのは中々難しいです。

今の自分の体でも失敗しなければ達成可能だったのに、というのを悔やんでいます。

 

当日の天気は晴れ、スタート9時で17度、最高気温21度と高めで、ちゃんちゃんさんに教えて頂いたシェード付きキャップは役に立ちました。

前半気分良く飛ばせたのですが、その疲労で28kmで右の大腿四頭筋が攣ってしまい、そこで気分が下がってしまい、回復してからもしばらく歩いてしまいました。

一時はゾンビのような状態だったのですが、35kmで「このままでは何も残らない」と思い直してゆっくり走りだしました。

結果、最終的には納得のいくタイムだったのですが、あと1kmでも早く鞭を入れていれば5時間を切れていたのに、という悔いが残りました。

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前半をもう少し抑えていれば、と思います。

また、コロナ禍のせいか、エイドが貧弱ゥ! でした。いつもはバナナをよく頂いていたのですが、今回は塩飴、黒糖、梅しば、チョコでした。

それに備えて、マグオンのピンクグレープフルーツ味などを7本持参したのですが、それでも足りなかったです。

 

こちらは高橋涼介・啓介兄弟の本拠地の赤城山と群馬県庁です。写真を撮ったタイムロスで間に合わなかったわけではありません。

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今後は、ファンラン中心になるかな、と思います。

前橋駅前に温泉があるのでそこをゴールに、鉄道を上手く使って、いつも車で通り過ぎている景色をゆっくり楽しみたいです。

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2021年11月 1日 (月)

冬は自重しないと

冬はコロナに限らず感染症が流行しやすいので、密を避けましょうという良記事です。

https://news.yahoo.co.jp/byline/kuraharayu/20211101-00264529  Yahoo!ニュース 呼吸器の病気は低温・乾燥の冬に本当に増えるのか? 倉原優 最終閲覧日2021年11月1日

まとめ:「季節」「気温」「湿度」よりも大事なこと
新型コロナは冬だけでなく高温多湿な夏にも流行しています。これは、新型コロナが感染性が強いウイルスであることから、「季節」以外の要因が重要だからです。ワクチンを接種していない人が大人数で集まるなどの行動は、「季節性」を跳ね飛ばすほどリスクが上昇してしまいます。

エアコンや加湿器をかけて密閉した部屋の温度・湿度を管理するだけでなく、感染拡大期には、大勢が集まって密にならないよう注意し、定期的に窓を開けて換気するほうが大事と考えられます。

元記事のとおり、一般的に冬は新型コロナ以外の感染症(インフルエンザと、いわゆる「風邪」)が毎年流行していました。

Infection

ウィスコンシン州衛生研究所が興味深い研究結果を最近発表しています(2)。季節性インフルエンザが1~2月にピークを迎えることは既に知られたことですが、新型コロナのパンデミック前のデータをみると、風邪の原因ウイルスは確かに12~1月に多いのです(図1)。そして、興味深いのは、新型コロナのパンデミックに入った後、風邪ウイルス陽性数の報告が激減したことです。

これは、新型コロナ対策が風邪ウイルスに対しても効果を発揮したこと、感冒症状があっても基本的に新型コロナの検査を優先したこと、軽症ならば受診しない傾向があったこと、などが原因と思われます。

 

我々は、ワクチンで新型コロナウイルス感染症を克服しつつありますが、一方で毎年流行する感染症に対する警戒を忘れていないでしょうか。

感染症の流行のリスクを下げるために密を避けてきたのはとても賢い対策でした。

それだけに、1年間多くの感染症にかからなかった分、それら感染症に対する免疫も弱まっています。

もし例年通りに人流や対人接触が冬に行われれば、インフルエンザ等は大流行します。

 

新型コロナに対する警戒を解いていない現状では、病院に発熱患者さんが来たら、まずコロナの抗原検査です。従来のように流れ作業的に検査を行うわけには行かず、患者さん一人一人に対して防護服を着替えて検査します。風邪の患者さんもインフルエンザの患者さんにも一人一人丁寧に対応しなければなりません。大変な負担です。

プーはかつて、忙しい病院の年末年始に当番を務めて、1日に100人くらいインフルエンザの検査をしていた頃がありました。しかし新型コロナに対する警戒態勢を続けている現状でそんなに患者さんが来たら、医師・看護師が何人いても足りません。あるいは病院のスペースが足りません。

 

今冬の人流ですが、ざっくり言って、従来の半分くらいが適切なのかな、と思います。

人流が半分なら対人接触は1/4に減ります。季節性インフルエンザの基本再生産数が4以上ということはないので、これで流行は防げるはずですが、例年より感染による免疫獲得率が下がっている今シーズンは、油断できません。

または、コロナだけではなくインフルエンザも流行し始めたら、例えば前週比が2倍以上になったら、即座に人流に制限を掛ける準備をしておく必要があります。

 

今シーズンは、新型コロナよりもインフルエンザの流行に注目です。

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