大阪の重症者が増えないために介護従事者に早期の接種を
大阪府の感染者数が増大しています。その中で若年者が多いとのことです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a277832a8877427c111a50b34f69aa60f1861f9 Yahoo! JAPANニュース Lmaga.jp 最終閲覧日2021年3月30日
大阪府は3月29日、新型コロナウイルスの陽性者を新たに213人確認したと発表。これで累計陽性者数は、5万1170人となった。
前日の28日には323人の新規陽性者が確認され、東京の313人を上回って全国最多となった大阪府。この日は、213人と100人ほど減少したものの、決して看過できない状況となっている。
この日の検査数は7659件で、陽性率は2.8%。20代が63人、30代が35人、40代が26人と、合計22人の70~100代と比べても突出して多く、緊急事態宣言解除後の気の緩みからか感染者が急増。
大阪府・吉村洋文知事のツイッターには、黄色の「警戒」レベルが記されているが、すでに「第4波」に入ったと見る人も多く、より強い感染対策が求められる。
もう一つ、大阪府 新型コロナウイルス感染症関連の特設サイトがあります。
モニタリング指標としては、確かに「黄信号」の状況です。
どうなれば赤信号になるのかというと、重症患者が確保病床数の70%以上になった場合であり(3月29日時点で37.1%)、感染者そのもの拡大は無関係です。
この重症者数をいかに増やさないかが課題です。
今まで、病院や介護老人施設でクラスターが発生すると、重症者は一気に増加します。
それを防ぐためのワクチンは、基幹病院は1回接種が終わり、次第に民間病院にも出回り始めています。
個人的には、介護関係の従事者の優先度は高くあるべきだと思います。
介護関係は、医療従事者のカテゴリーに入っていて優先対象です。
しかし気になるのは、
今後、国から高齢者接種計画が示された場合、供給量が分散され、さらに延びる可能性あり
この文言です。
介護関係者は個別の高齢者より免疫をつけるべき存在と考えます。
なぜなら、施設入所者の発症やクラスター化が重症化や医療機関に長期の負担をかける一番の原因だからです。
それを防ぐには、介護関係者の持ち込みを遮断するのが何よりの防波堤です。
行政には、そこを考えて欲しいです。
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