若者の動きは成人式まではどうしようもない
若者自身はコロナでは死なないので移動し接触します。本人達は損しないので、これはどうしようもないのかもしれません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/71dea44312585c986721be5e0670135ae020c358 Yahoo!JAPANニュース 日刊スポーツ 最終閲覧日 2021年1月9日
政府による緊急事態宣言の再発令後、初の週末を迎えた東京・渋谷には9日、多くの人が訪れた。
若者自身はコロナに罹っても死なないので、普通に活動するのでしょう。それがどんな意味を持つのか、自分がコロナを親族にうつして亡くした場合しか、省みることはないでしょう。
新型コロナウイルスと性質の類似するインフルエンザの毎年の流行を見ると、冬なら、低温乾燥なら流行るものだとしか考えていませんでした。
しかし、コロナの流行を考えたとき、それとは別の大きな要因もあったのだと考えました。
東京都感染症情報センターのインフルエンザの流行のグラフです。
このグラフは1月3週目(2020年1月13~19日)をスタートにしています。
グラフの示すように、インフルエンザは大体毎年、1月第3~4週にピークを迎えます。
インフルエンザが低温乾燥を好むなら、2月だって流行拡大しそうなものです。
しかし実際のピークは1月です。
1月と2月で何が違うのかと言えば、若者の動きです。
若者にとっては、クリスマス~カウントダウン~成人式と、この時期はイベントが目白押しです。
集まって騒ぐことは止められないと思います。
飲食店を規制したら別のどこかに集まるだけです。
学生の頃の自分を思い出すに、不活発な方だとは思いますが、それでも部活で合宿、同級生宅で部屋飲み、くらいはしていたものです。
元気な若者の間の流行を止めようとして飲食店の時短営業など、焼け石に水、コストベネフィット悪すぎです。
この若者の動きは成人式が過ぎれば落ち着き、それに伴ってインフルエンザの流行も落ち着いてくるのだと思います。
コロナの陽性判明がインフルエンザに比べて、感染から発症のタイムラグが長いことを考慮に入れても、1月末までには減少に転じると予想します。
その間、飲食店に対してオーバーキルにならないような配慮が必要と思います。
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