ドイツでコロナ大流行して規制開始だが、日本は違う
ドイツで新型コロナウイルスが再び流行し、人の集まりを規制することになりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/78a209401c2b17521722949c12e6d9f63575b59f (Yahoo!JAPANニュース REUTERS 最終閲覧日2020年10月29日)
[ベルリン 28日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は28日、再拡大する新型コロナウイルス流行に対応するため、11月2日から1カ月間、緊急の部分的なロックダウン(都市封鎖)措置を実施すると発表した。
感染拡大のグラフは、https://www.worldometers.info/coronavirus/country/germany/ (worldometer 最終閲覧日2020年10月29日)です。
また、そのサイトのデータを基に新規感染者数と仮想実効再生産数のグラフを作りました。
確かに新規感染者数は春の第一波を大幅に上回っています。
また、右軸の仮想実効再生産数も直近1か月1.0を上回って1.5前後で推移しています。
このくらいの「倍率」が3か月も続いてしまえば、大流行してしまうものなのです。
何らかの対策で、この倍率を半分に下げなければなりません。
ただ、「寒くなったから流行した」と言い切るのは早計です。
既に7月から仮想実効再生産数は大体1.0を上回っているのですから基本的には増大傾向で、「夏は流行しない」とも言えないのです。
一方で現在の日本は仮想実効再生産数が1ちょっと、東京では1を少し切っています。
寒くなったのが原因なら、日本も流行するはずです。
日本とドイツで何が違うと言って、マスク着用が大きいのでしょう。
折しも映画 鬼滅の刃が人気沸騰なのにも関わらず、映画館でクラスター発生という話は、封切り後2週間になろうとする現在も聞こえてきません。
過去のプーの記事でマスクを着けるだけで感染力が1/6程度に減少することを紹介しました。
感染性胃腸炎もインフルエンザも、今シーズンの日本では低調です。
日本ではマスク着用に三密対策が、ほぼ確実に実行されています。
今年の冬は、大流行せずに乗り切れると考えています。
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