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2020年8月 6日 (木)

改めてスウェーデンを参考にコロナ対策

日本では日々の陽性判明者数が1000人以上に増え、一部の自治体が独自に緊急事態宣言して経済との両立が困難になっています。しかし、以前ロックダウンせずにコロナに挑んで致命傷を負ったと言われたスウェーデンは立ち直りつつあり、これは日本の政策にも参考になるのではないかと考えます。

https://www.gentosha.jp/article/16250/ (幻冬舎plus 最終閲覧日2020年8月6日)

7月17日、スウェーデン公衆衛生局が行った記者会見によれば、首都ストックホルムにおける住民の新型コロナ抗体獲得率が17.5%~20%に達し、さらに、「T細胞」を介した免疫とあわせると、40%近くが免疫を獲得していると推定されるとし、集団免疫はほぼ達成されたという。

集団免疫の獲得には、一般に人口の60~70%の感染が必要と言われていたが、ストックホルム大学では、5月頃から「40~45%で十分ではないか」という予測が出されていた。

病原体に感染したとき、免疫担当のリンパ球「T細胞」がその病原体と戦って、情報を記憶することで抗体を持つ。これを「獲得免疫」という。集団免疫は、当初はこの「獲得免疫」を前提としていたが、研究の結果、過去に従来の風邪を引き起こすコロナウイルスに感染して、その情報を記憶した「T細胞」が、今回の新型コロナウイルスに対しても有効に働いているケースがあるとわかってきたのだ。これを「交差免疫」という。

世界3大科学誌のひとつ、アメリカの『セル』誌に掲載された論文では、新型コロナの流行前に採取して、保存していた血液を調べたところ、半数の人から新型コロナに反応する「T細胞」が検出されたことが明らかにされてもいる。

そして、現実にスウェーデンは、休業も休校も行わずに、極力自然に得た「獲得免疫」を持つ人と、「交差免疫」を持つ人とで集団免疫の獲得が完成しつつあるというのだ。

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実際に、2020年2月初めから7月末までのスウェーデンの新規感染者数、死者数、ICU入室者数の推移をグラフ化してみると、一目瞭然で終息していることがわかる。6月に入ってからPCR検査数を増やしたために、1日1000~1800人ほどの感染者が発見されていたものの、それも7月に入ってからは減少。現在は、希望者すべてがPCR検査を受けているが、新規感染者は減少しているという。

後付けなのかもしれませんが、抗体とは異なる免疫、従来の通常の風邪からもコロナに対する免疫が得られていた、とのことです。

そうすると、子供は頻繁に風邪をひくので免疫を持っていて重症化が少なく、施設入所の高齢者は持っていなかったので重症化が多かった、という現状に合致します。

スウェーデンは既に集団免疫を獲得して流行は収束してきています。

勿論、スウェーデンにも失敗はあり、高齢者施設で大流行を起こし、入院させなかったことから多くの死者が出ました。しかし結果としては、人口当たりの死者数は欧州の他の国々と比べて大差ありませんでした。

日本は何を学べば良いのでしょう。

誰しも一度はコロナか、または風邪に感染すると割り切る必要があります。

そして、確たる証拠はありませんが、暑いと感染力や毒性が弱いかもしれません。

これに対する根拠らしきものは、絶対湿度が11g/m3以上でウイルスの活動が弱まる、というものがあります。

https://weathernews.jp/s/topics/202002/280095/ (ウェザーニュース 最終閲覧日2020年8月6日)

また、シンガポールなどの低緯度の地域では人口当たりの死者数は少ないです。

https://www.worldometers.info/coronavirus/#countries (worldometer 最終閲覧日2020年8月6日)

夏に毒性が弱まると信じて今のうちに流行させておくのが良いと思います。

しかし政治家が断言するには根拠が足りません。それこそポピドンヨードくらいに。

政府の方々は気の毒です。吉村知事のように堂々と飛ばし記事を発表するわけにはいかないのですから。

その一方、医療・介護関連施設はしっかり守る必要があります。スタッフも医学系の学生も行動を慎む。これだけは確かです。

何時まで慎んでいたら良いのだろう、と憂鬱ですが。

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