« 改めてスウェーデンを参考にコロナ対策 | トップページ | 南半球のコロナは脅威 »

2020年8月 7日 (金)

コロナの弱毒化と適者生存

昨日はコロナの重症者が少ない理由として、抗体と異なる免疫と高温多湿を挙げました。他にも、ウイルス側の都合として弱毒化する、という考え方もあります。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a5ba49ead6c5348650b90870a1ffe2a8ec117ee7 (Yahoo!JAPANニュース 夕刊フジ)

日本全国で感染者を出し続ける新型コロナウイルス。ただ、死者数と重症者数の少なさも指摘されている。欧米でもこのところ死亡率が低下していることから、ウイルスが「弱毒化」しているのではないかとの説もある。当否はどうなのか。

(中略)

 「一般的にウイルスは強毒であり続けると、人を殺して自らの受け皿を失うため拡大しにくくなる。そこでウイルスは自ら病原性を弱めつつ、感染力を高める場合が多い」と解説する。

強毒な病原体は宿主を殺したり移動不能にするので、他人に感染させづらいです。逆に弱毒の病原体は宿主の移動をあまり妨げないので他人に感染させやすいです。前者はの代表はエボラやSARSで、後者はインフルエンザやHIVなどです。

しかし、「ウイルスは自ら病原性を弱めつつ、」という言葉には解説が必要です。

 

コロナウイルスは遺伝子が不安定なので頻繁に変異します。しかし1回1回の変異幅は生存できる範囲です。生存できないほど大きな変異を起こしたウイルスは消滅するし、強毒化の方向に変異したウイルスは宿主を殺して自らも消滅します。

様々な変異を起こすウイルスの中で、増殖に適する変異を起こしたものだけが継続的に生存します。

「たまたま」病原性の弱い方向へ変異したウイルスの方が宿主を害さないので他人の体に移動して増殖しやすい、という「たまたま」を繰り返すうちに全体的に弱毒化したことになるのです。

 

人間の世界でも、筋力の強い人が社会的に成功しやすい環境では、筋力の強い人が子孫を残し、その遺伝子が受け継がれてゆきます。

ウイルスの世界ではそれがものすごい速さで進んでゆきます。

 

コロナの死者・重症者の減少は、人間側の努力もありますが、ウイルス側の生きる都合でそう変わってきている、という側面もありそうです。

証明するにはウイルスの遺伝子配列を解析しなければなりませんが。

Banner_13_20200802130001 よろしかったら応援クリックお願いします。

 

|

« 改めてスウェーデンを参考にコロナ対策 | トップページ | 南半球のコロナは脅威 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 改めてスウェーデンを参考にコロナ対策 | トップページ | 南半球のコロナは脅威 »