« 検査を増やせば感染発覚者も増加するジレンマ | トップページ | 東京都は6日連続で感染者100人超。「だが、ちょっと待って欲しい。」 »

2020年7月 6日 (月)

8割おじさんこと西浦教授の功罪

北大教授でクラスター対策班の西浦教授が京都大学の教授になるそうです。論功行賞なのでしょうが、政府からは煙たがられていたと思います。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a88f0f54b72ba8068081ca21b5d570344c4c21a7 (Yahoo!ニュース 京都新聞 最終閲覧日2020年7月6日)

新型コロナウイルスの感染状況を分析する厚生労働省クラスター対策班のメンバーを務めた西浦博・北海道大教授が、8月1日から京都大医学研究科の所属となることが3日までに分かった。社会健康医学系専攻環境衛生学分野の教授として研究室を率いる。

6月30日に新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が解散し、その後継組織である分科会に呼ばれないのだから、彼が政府から嫌われているのは自明と思います。

 

彼は人との接触を8割減らすよう主張しました。接触が8割減れば流行は収束すると。

それに対する疑問をプーは、4月16日の記事で述べました。

人との接触機会は、人口密度の2乗に比例します。

接触を8割減らすには、外出を4.5割に減らせば良いのです。0.45の2乗は約0.2です。

逆に、外出が8割減ったら接触機会は0.04です。

彼がそれを知らないはずが無いのですが、政府や都知事やマスコミが、外出を8割減らすようにと喧伝したのを見過ごしました。

 

プーはこれを、不作為と考えます。

外出自粛による感染予防と経済はトレードオフの関係であることなど、専門バカでも分かります。

しかし彼にとっては感染症による死亡者を抑制できれば良かったのであり、経済の落ち込みで発生する自殺者は眼中に無かったのです。

 

そのような人に政府の方針を決められたら、感染対策の手柄は彼のもので、経済の落ち込みによる自殺者は政府の責任にされてしまいます。

元々は決定権の無い諮問機関の位置づけのはずの新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が日本国の代表と見紛うような発言力を持っていたのがおかしかったのです。

 

今後、彼の知恵が生かされないのは残念ですが、妥協できない人が放逐されるのは時間の問題だったのでしょう。

彼の今後に幸あるよう願っています。

Banner_13_20200706234801 よろしかったら応援クリックよろしくお願いします。

|

« 検査を増やせば感染発覚者も増加するジレンマ | トップページ | 東京都は6日連続で感染者100人超。「だが、ちょっと待って欲しい。」 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 検査を増やせば感染発覚者も増加するジレンマ | トップページ | 東京都は6日連続で感染者100人超。「だが、ちょっと待って欲しい。」 »