香港国家安全法可決。世界の自由主義の危機
中国が香港国家安全法を可決し、実質的に香港の一国二制度が終了しました。自由主義を標榜する国々は、団結して中国に対抗しなくてはなりません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5513471a8c7b2d19a2fa7e9d98b7d4a123428b7c (Yahoo!ニュース 共同通信 最終閲覧日2020年6月30日)
【北京、ワシントン共同】複数の香港メディアによると、中国の全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会の会議は30日、中国政府による香港の統制強化を目的とした「香港国家安全維持法」案を全会一致で可決した。香港政府が公布し、香港返還から23年となる7月1日までに施行する見通し。高度の自治や司法の独立を認めた「一国二制度」を形骸化させる恐れがある。自由が尊重された香港は歴史的な曲がり角を迎えた。
ポンペオ米国務長官は米時間29日、中国が香港を「一国一制度」として扱っているとして、香港に認めてきた優遇措置の一部を終了させると発表した。
1997年に香港が英国から中国に返還された際、英国・中国間で2047年までは一国二制度を約束されていました。
香港国家安全維持法は香港の法律より優先されるので、英国との約束も無効に出来ます。
記事の通り、早速アメリカが反応しました。
日本や英国他欧州諸国も共同して中国に対抗しないと、香港の次は台湾、更に日本も中国に飲み込まれてしまいます。
今、自由主義諸国が団結して中国を抑えなければなりません。
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