« 東京で集団免疫はついていないが、日本の感染対策の正しさは示された | トップページ | プロ野球開幕。台湾に続け »

2020年6月18日 (木)

「唾液」で「抗原」検査、だいぶ楽にはなったが「除外診断」は出来ない

新型コロナウイルス感染症の検査は、次第に簡便になってきています。しかしその限界も理解する必要があります。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20200618-00000017-jnn-soci (Yahoo!ニュース TBSニュース 最終閲覧日2020年6月18日)

 新型コロナウイルスへの感染を短時間で調べることができる「抗原検査」について、検体が唾液でも確定診断ができる検査試薬が19日、薬事承認される見通しであることが分かりました。

  「抗原検査」は現在、発症後2日目から9日目以内の人を対象に、鼻の奥の粘液から検体を採取する方法で確定診断として認められていますが、より感染リスクの少ない唾液での検査が期待されています。

 (中略)

  この検査試薬を使い特定の機器で分析すれば、現在、抗原検査にかかる30分という時間より、さらに短い時間で結果が分かるということで、厚労省は近く、唾液による抗原検査を確定診断として認める方針です。

コロナウイルスの検査の問題点は、

・PCRだと検査に数時間かかり、大量の検査が出来ない。

・鼻咽頭から採取すると検査者に感染する恐れがある。

ということが挙げられます。

これが、「唾液」で「抗原検査」となると、これらの問題が解決します。

これに伴い、厚労省のガイドラインも下のようになります。

Photo_20200618090901

https://www.mhlw.go.jp/content/000640554.pdf (SARS-CoV-2 抗原検出用キットの活用に関するガイドライン 令和2年5月13日 令和2年6 月 16 日 改訂 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策本部)

すなわち、抗原検査で陽性となれば、確定診断です。

しかし注意を要するのは、相変わらず「除外診断」すなわち、コロナに感染「していない」証明は出来ないということです。

抗原検査も最近の調査結果で(上の資料をずっと読んでいくとデータがあります)感度がPCRに劣らないことが分かってきましたが、逆に言えば感度が最大70%程度のPCR以上ではないと言うことです。というかPCRよりも正確な検査は現在この世に存在しません。

PCR陰性でも疑わしい症状のある患者さんは、何回かPCRすることで確定診断しています。

 

そういう限界を理解した上で唾液の抗原検査を有効活用していきましょう。

Banner_13_20200616112301 よろしかったら応援クリックお願いします。

 

|

« 東京で集団免疫はついていないが、日本の感染対策の正しさは示された | トップページ | プロ野球開幕。台湾に続け »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 東京で集団免疫はついていないが、日本の感染対策の正しさは示された | トップページ | プロ野球開幕。台湾に続け »