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2020年5月 4日 (月)

緊急事態宣言延長。PCR検査を増やしたから見かけの患者数が増えてしまった。

残念なことに緊急事態宣言が延長されました。理由は2つかな、と思いました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200504-00000038-mai-pol (Yahoo!ニュース 最終閲覧日2020年5月4日)

首相は対策本部で「現時点ではかなりの数の新規感染者数を認め、感染者数の減少も十分なレベルではない。医療提供体制が逼迫(ひっぱく)している地域もみられる」などと発言。一方で「5月14日をめどに専門家に状況を改めて評価していただきたい」と述べ、期限内にも解除を検討する意向を示した。

ポイントは2つあります。

①医療機関の負担が現時点で重いので軽減する必要があること。

②感染者数の減少が十分なレベルではない。

 

①は、高齢者施設や病院で感染者が出ると厳しいです。これを言われてしまうと仕方ないな、と思ってしまいます。

しかし②は、防ぐことが出来ました。

PCR検査を増やさなければ良かったのです。

東京都の感染者数です。

(東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト のデータをグラフ化 最終閲覧日2020年5月4日)

Photo_20200504193201

折角4月末に減ったのに5月に入って増えてしまいました。

これは予想できました。プーの4月25日の記事で、ドライブスルーPCR検査実施によって感染者数が増えると予告しました。

http://ayoshidamd.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-85413e.html

この時期の感染者増加の原因となる4月後半に、感染対策政策に大きな変化はありませんでした。

検査の数が増えたので、見かけの感染者が増えたのです。

 

PCR検査が少ないから正確な流行状況が把握できないという人が居ますが、

正確な流行状況の把握はどのみち不可能です。

神戸市の中央総合病院の抗体検査の結果、外来患者の3%以上が抗体陽性だったとのことです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200503-12203403-kantelev-l28

(Yahoo!ニュース 最終閲覧日2020年5月4日)

従来のPCR検査で判明した陽性者の600倍いると思われる感染者を全数把握することは現在のところ到底不可能です。

検査の件数が変わらなければ流行状況が大雑把に把握できたのに、検査を急に増やしたために前後の比較が出来なくなってしまいました。

情報が不確かならば政策も迷走するに決まっています。

 

不安だから検査、というのがいかに有害かと言うことです。

そのPCR検査体制を更に拡充しようというのですから、そんなことをしていては来月になっても緊急事態宣言は解除されないでしょう。

 

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