コロナウイルスに季節変動があるならば
コロナウイルスは太陽光に弱いと米政府が発表しました。
本当ならば、次の流行を秋以降に遅らせることが出来ます。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20200430040019a&g=afp&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb
【ワシントンAFP=時事】米国土安全保障省は28日、AFPに対し、新型コロナウイルスが太陽光によって急速に不活性化するとした研究結果をめぐる詳細の一部を公表した。実験では自然の太陽光を正確に再現したとしている。
(時事ドットコム 最終閲覧日2020年5月8日)
ウイルス一般が紫外線に弱いことは常識ですが、もしこれが本当ならば、コロナもインフルエンザ等のご多分に漏れず夏には流行しないということになります。
季節変動の有無が流行にどれくらいの影響を及ぼすかというと、SEIRモデルでは以下のようになります。
基本再生産数(R0)は、クラスター対策班の2.5が冬場で流行が加速されていたものと考え、平均的には2.1とします。
季節変動のピークは大寒の1月20日頃、ボトムは7月20日頃、感染力の差が最大2倍と仮定します。
接触者数は緊急事態宣言の翌日の4月8日から5月6日までは通常の1/4、そこから5月31日までは通常の1/2、その後は元に戻る設定です。
季節変動なしバージョン
季節変動ありバージョン
いわゆる第二波が、季節変動なしでは7月に来るところが、季節変動ありでは10月となります。
これだけ時間が稼げれば、抗体検査が確立したり、もしかしたらワクチンも実現するかもしれません。
緊急事態宣言緩和後も感染者が増えなければ、「夏は流行らない」ことになります。
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