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2020年3月30日 (月)

重症者全員が人工呼吸器を装着するという想定?

志村けんさんが、新型コロナウイルス肺炎で亡くなりました。親子で笑いと元気をいただきました。今までありがとうございました。

 

志村さんは急激に容態が悪化し、人工心肺装置を装着しましたが助かりませんでした。

欧米では人工呼吸器が足りないと叫ばれており、日本もたくさん必要だ、と言われています。

https://forbesjapan.com/articles/detail/33340/3/1/1 (Forbes Japan 最終閲覧日2020年3月30日)

 

肺炎が悪化して呼吸不全が進行した場合、救命のためには人工呼吸器、さらに奥の手として人工心肺装置があります。

しかし重症者全員に装着するかのような識者のコメントには違和感があります。

 

プーの経験上、人工呼吸器によって救命した患者さんのその後は芳しくありませんでした。

助かったとしても体力を著しく低下させ、リハビリしても社会復帰できた人は余りいませんでした。

持病のある高齢者ばかり相手にしていたからかもしれませんが。

 

そして、肺炎の患者さんのご家族にそのような見通しを説明したとき、

容態が悪化した場合に人工呼吸器の装着を希望するか、と訊くと、

「いいえ」

と答えるご家族が多かったです。

 

そう考えると、重症患者が何万人出ることが予測されるからそれと同じ数の人工呼吸器を用意する、

という想定は現実的でないと思います。

せいぜいその2割かな、というのがプーの感覚です。

 

テレビに出てくるような、高度な医療を提供する病院に勤める医師とは異なる感覚です。

新型コロナウイルス肺炎患者が普通の病院に入院するようになったら、

または高度な医療を提供する病院でも患者が溢れてきたら、

そのような選択が必要になってくると考えます。

 

イタリアのように60歳以上は一律に装着しない、というほどの非情な決定に及ぶ必要はないと思いますが、患者事情を考慮したトリアージは必要でしょう。

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