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2016年1月22日 (金)

甘利氏のカネ問題。アメリカに逆らう政治家は失脚する

甘利経済再生担当大臣が金銭授受疑惑で追い込まれています。TPP交渉で日本に有利な条件を勝ち取っただけに、アメリカにとっては煙たい存在だったのでしょう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160122-00000105-san-pol

週刊誌報道で浮上した甘利明経済再生担当相(66)の金銭授受疑惑。21日の参院決算委員会は、現役閣僚の「政治とカネ」の問題に質問が集中した。甘利氏は建設会社関係者との面会は認めたが、金銭のやりとりについては「記憶が曖昧」と説明。「きちんと調べる」「逃げるつもりはない」と、歯切れの悪い答弁に終始。眉間にしわを寄せ、小声で答える姿に、TPP交渉で米政府から「タフネゴシエーター」(手ごわい交渉相手)と畏怖された姿は見られなかった。

日本では、アメリカに従順でない政治家はスキャンダルなどをスクープされて失脚する、というケースが多いようです。

田中角栄・竹下登首相も犠牲者だったと言われていますが、自分はよく分かりません。
1997年に橋本龍太郎首相が米国債売却に言及し、後に日歯連闇献金事件が発覚し、不審な病死を遂げたことが有名です。
2009年には中川昭一財務相がリーマンショック解決のためにIMFに1000億ドルの米国債を出資して世界中から感謝されましたが、直後に酩酊記者会見などにより辞任、政権交代選挙で落選後急死した一連の流れは、個人的にとても悔しかったです。

米国債はアメリカにとって、売られてはドルの暴落さらには世界の大混乱に繋がることであり、言及すら許さない、という姿勢です。橋龍の時には発言後にNYダウ平均が急落しました。中川酒の出資は、使えない米国債を活用するウルトラCでしたが、米国債の存在が有名になるだけで困ると思われたのでしょう。中国は一昨年あたりから保有する米国債を売り始めていますが、アメリカの対中外交の硬化の大きな一因と考えています。

去年は、主に甘利大臣とアメリカのフロマン通商代表との間で長時間にわたるTPP交渉が行われましたが、工業製品では100%に近い関税撤廃を勝ち取り、農産物では輸出関税撤廃も得、米・牛肉豚肉・乳製品輸入の関税撤廃は段階的となり、日本有利に決着しました。記事にも「タフネゴシエーター」と書かれています。

アメリカは、こんな不利なTPPなら、2月4日の署名式出席を妨害してやれ、と裏で手を回したかもしれません。或いは、TPPの崩壊が中国包囲網の突破口となる、と狙う勢力もあるでしょう。

本件は今後も注目です。甘利大臣の辞任で済むのか、それとも安倍内閣に延焼するのかで、アメリカ(そして中国)の本気度が見えてきます。

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