« 勇戦した日本ラグビーお疲れ様 | トップページ | 老衰の増加、日本人の死生観の変化 »

2015年10月16日 (金)

共産党の方針転換 日米安保条約と集団的自衛権は?

野党共闘を目指した発言と思われますが、この矛盾に対して相手の民主党から「アレルギー」が起こっています。繰り返されるシングル・イシュー連合には警戒感が高まっています。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151015-00000062-asahi-pol

共産党の志位和夫委員長は15日、東京都内の日本外国特派員協会で会見し、安全保障関連法を廃止するために提唱する「国民連合政府」が実現すれば、「日米安保条約の枠組みで対応する。急迫不正の時には自衛隊を活用する」と述べ、党綱領で掲げる日米安保条約の廃棄や自衛隊の解消などの政策を凍結する考えを示した。安倍政権に対抗する野党の結集をめざし、現実的な対応を強調したものだ。

安全保障関連法の法案成立前にあれだけ騒いでいたのは何だったのか。このように政策を転換するのなら、公明党のように修正協議を行っていれば良いのに、と思います。
政策よりも反自民・反安倍ありきです。

共産党は綱領などで集団的自衛権反対を主張しています。
http://www.jcp.or.jp/web_jcp/html/Koryo/
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-03-09/2014030902_02_1.html

今回、現行の日米安全保障条約の枠内での対応を可としました。
しかし、現行の日米安全保障条約で既に、集団的自衛権は明記されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/jyoyaku.html
(前文より抜粋)「両国が国際連合憲章に定める個別的又は集団的自衛の固有の権利を有していることを確認し、
但し、第五条に「自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動する」とあるので日本国憲法第9条には抵触しますが、有事においては9条自体が憲法前文の「国民の平和的生存権」や第13条の「生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利」とバッティングするので、ここでは中立としたいと思います。

綱領の凍結まで覚悟した志位氏の発言でしたが、民主党岡田氏の反応は冷たいものでした。朝日新聞本紙には掲載されていますが、基本的な政策が違いすぎて共闘は困難だそうです。
共闘と言っても精々、選挙区を譲り合う程度です。あからさまに応援したら支持者を減らす結果になるでしょう。
朝日新聞はこれを共産党「アレルギー」と呼んでいますが、これはミスリードです。一部の人が過剰反応という問題ではないのです。
誰にとっても用法用量に注意を要する「劇薬」の方が適切です。この点では、アンサイクロペディアが秀逸です。
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%85%B1%E7%94%A3%E5%85%9A
要約すると、政府や財界の腐敗には有効だが、政権を取らせるのは特に外国の脅威に曝されている場合には危険、とのことです。

郵政解散、政権交代選挙、反原発選挙と、最近の国政選挙にはメインテーマがあります。
しかし政策は多岐に渡るので、シングル・イシュー連合は役に立ちませんでした。日本国民は賢くなってきているのだと感じます。

Banner_13よろしかったら応援クリックお願いします。

|

« 勇戦した日本ラグビーお疲れ様 | トップページ | 老衰の増加、日本人の死生観の変化 »

政治」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/420968/62072064

この記事へのトラックバック一覧です: 共産党の方針転換 日米安保条約と集団的自衛権は?:

« 勇戦した日本ラグビーお疲れ様 | トップページ | 老衰の増加、日本人の死生観の変化 »