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2015年2月 8日 (日)

原油相場とロシアの態度は相関関係

北方領土が戻ってくるかどうかは、ロシアがどれほど苦しい状況に陥るかにかかっています。日本が能動的に仕掛けることが出来れば有利ですが難しいです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150208-00000052-san-pol

日露両国は、12日にモスクワで開催される外務次官級協議で北方領土問題を含む平和条約締結交渉を再開させるが、「足踏み」は避けられない。ロシアが介入するウクライナ情勢は悪化、泥沼化の一途をたどっており、対露批判を強める米欧との結束から日本が過度にロシアに歩み寄る道はないからだ。昨年11月の北京での日露首脳会談で合意したプーチン大統領の「年内来日」ももはや“幻想”との空気が漂い始めている。(高木桂一)

以前自分は、北方領土の回復は原油相場の下落まで待つべきだと書きました。原油・天然ガスに依存するロシア経済は、これらの下落によって苦境に陥り、必ず日本の支援を必要とし、その見返りに北方領土の返還を要求できるからです。

その待望のチャンスが訪れました。

原油先物(WTI)は、ここ半年暴落を続け、先月は43ドルを付けました。しかし今月に入って回復し、直近は52ドルです。自分は今頃30ドルと予想しましたが、届きませんでした。

相場回復の理由として、ロシアとサウジがシリアのアサド政権支援取りやめを条件に原油の減産に合意したとか・・・今はソースが見つかりませんでした。

今後の原油相場は、サウジが原油を減産しないことが予想されて20ドル台への下落も、と言われています。さらに日本は原発再稼働というカードを温存しています。

原油相場はこの回復局面が大きな分岐点です。

もう半年も続落しており、少なくとも短期的には下がりすぎです。一旦買いが入って、その後に上がるか下がるか、予測の難しい局面です。

この原油相場が北方領土返還交渉に直接関係します。

ロシア経済の7・8割に及ぶと言われる原油・天然ガスが半値となり、ロシア経済は火の車です。

今すぐにでも日本の支援を受けたいところですが、プライドとウクライナ問題が阻みます。

同じ北方領土を返すにしても、原油相場が高い場合と安い場合では見返りの程度に大きな差が出ます。

ロシアとしては、全力で裏工作を行って原油相場を吊り上げた後に北方領土を高く売りつけたいところです。

日本は逆に、原油相場が下がりきったところで買い取り、可能なら樺太まで取り返せれば万々歳です。

日本としては、焦ってはいけません。

長期的には原油相場の展望とは別に、中国の景気後退、環境技術の発展、燃料調達先の多角化、原発再稼働により、ロシアの天然ガスを買い叩ける条件が揃ってくるのです。

直近の原油相場52ドルは、ここ10年では安いですが、長期的にはまだまだ高い水準です。

エコノミストの言うように原油の20ドル台が実現するようなら北方領土交渉を急いでも良いでしょう。

逆に原油相場が反発を続けるなら、もう2、3年待つべきだと考えます。前述のように下げる要因が多いのですから。

それまで安倍政権・プーチン政権が続いているかどうかが、唯一の重大な問題です。

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