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2015年1月15日 (木)

言論の自由と責任~桑田氏は詫び、シャルリ誌は突っ張った

子供ではないのだから、言論が無制限に自由な訳では無いことを弁えるべきです。自分の風刺画がテロを招いたも同然のシャルリ・エブドは、年末の非礼を詫びた桑田氏を見習うべきです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150115-00000115-sph-ent

昨年末に行われたサザンオールスターズの年越ライブでの一部演出が問題視されている件で、桑田佳祐は15日、謝罪文を発表した。

行き過ぎた自由と規制の問題の根は深いです。

日本では日教組の日の丸君が代問題を思い出します。本来は、日の丸掲揚・君が代斉唱は良心から行われるべきで政府に強制されるべきではありませんでした。しかし日教組がこれらを強く拒否した結果、義務化されました。日教組その他は猛抗議しましたが、自分には、我が侭を通そうとして怒られた中学生にしか見えませんでした。

さて、桑田氏の年末の非礼とは、ヒトラーの付けひげ、「紫綬褒章をネットオークションに」という発言、日の丸にバツ印などです。

歌だけなら愛と平和の主張で、「みんなで仲良くしようよ」で済んだのに、安倍首相、天皇陛下、日本国民を侮辱しました。結果的に利するのは中国韓国です。

これに非難が殺到し、桑田氏と所属事務所は前述のように謝罪しました。

自分の自由な発言が社会に大きな影響を与えることを理解し、遅蒔きながら無難に対応しました。

一方でフランスの新聞社シャルリ・エブドです。

テロ組織に襲撃されて多数の死者を出した同社は、今まで度々ムハンマドを描いた風刺画を出版していましたが、テロ事件後の最新号の表紙で涙のムハンマドを登場させ、「私はシャルリー」というカードを持たせています。

意味としては、テロなんてムハンマドも望んでいない、だと思われますが、ムスリムにとっては、ムハンマドの肖像画で既にタブーです。彼等の怒りを強めるだけのことです。

続発するテロを懸念したフランス政府は、テロを煽る発言を厳しく取り締まることにしました。そうしたら早速、かねてより差別発言で有名だったコメディアンが「シャルリ・クーリバリの気分だ(シャルリとテロ実行犯の名前を組み合わせた)」と発言して捜査当局に拘束されました。一方パリでは、表現の自由を求めるデモが370万人も集めて行われ、欧州各国の首相にイスラエルとパレスチナの首脳まで参加しました。

テロには屈しない。

そういう決意を見せるのは大切なことです。

今回のデモに各国首脳とイスラエル、さらにパレスチナ自治政府のアッバス議長まで参加したのは非常に有意義です。大多数の善良なるムスリムはテロに反対だ、というアピールです。

しかし大人の社会は、テロ組織相手であっても無意味に刺激することはしません。

「私はシャルリー」という軽はずみな表現でフランスを再びテロの危険に曝すのは愚かです。

フランス政府が国民の生命財産の保護のために過激な表現を規制するのは当然のことです。

問題はシャルリの風刺画家やフランス国民が、そんな親心を理解してくれるかどうかです。

ヨーロッパの歴史は戦いの歴史です。

生命も財産も国家も人権も、戦って獲得して今があるのです。市民は武器を取って進みました。倒れし者の滴る血潮が祖国の大地を潤してきました。デモに集う彼等の高揚感はフランス革命の再現です。

第二次世界大戦の反省からEUを結成し、戦争はもう起こらないと思ったのですが。

テロとの戦いで再び泥沼に嵌まることにならなければ良いですが。

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