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2015年1月19日 (月)

自由と繁栄の弧 安倍バージョン

安倍首相が中東歴訪です。金ばかりばら撒いて、という批判がありますが、お金を上手に使って出来る平和があると自分は考えます。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150119-00000108-mai-pol

【エルサレム高橋恵子】安倍晋三首相は19日午前(日本時間同日夜)、イスラエルのネタニヤフ首相とエルサレムの首相府で会談し、両国間の投資協定の年内締結を目指すことで一致した。両首相は会談に先立ち、両国がアジア太平洋地域と中東地域の平和と安定に向け、より緊密な協力を進める方針を盛り込んだ共同文書を発表した。

今回の安倍首相の中東歴訪は、エジプト、ヨルダン、イスラエル、パレスチナです。

すなわち、パレスチナ問題の両陣営を訪問します。

中東和平、というかキリスト教・ユダヤ教とイスラム教の抗争は、イデオロギー面では手が付けられなくなっています。

つい先日の、シャルリ・エブドのテロ事件とその後の同社の対応とパリの370万人デモは、彼等の和解が不可能であることを物語っています。

ではどうにも解決が出来ないのか、というと、方法が無いわけではありません。

イデオロギーを脇に置いて、経済面から仲良くすることです。

麻生太郎元首相はこのように考えていました。今もでしょうけれど。

http://www.aso-taro.jp/lecture/kama/2007_6.html

私はテロの最大の理由は宗教対立ではなく「貧困と絶望」だと思います。

当地には基幹産業がないので失業率が高く、若者は生活のために軍隊やテロ組織に入らざるを得ないのです。

仕事で生活できれば、誰だって態々自分の命を危険に曝すことはしないのです。

従って、彼等に仕事を与えるのが平和への道となります。

それなりに具体的なアイデアがあります。駐日パレスチナ常駐総代表部のHPです。

http://www.palst-jp.com/jp/jp_inv_02_03.html

主な換金作物はトマト、きゅうり、茄子、豆、オリーブ油があります。これら作物はイスラエルに輸出されるかイスラエルを通して輸出されます。

パレスチナにおいて農業を支援・指導し、イスラエルでの物流・加工・輸出を確立すれば、お互いに必要不可欠な存在として利用し合うようになります。そうすれば相手を傷つけようとは思わなくなります。

現代の国際社会でも、色々な問題はあるにしても、日中関係は戦略的互恵関係と言い、EUは通貨統合により平和を成し遂げました。

経済的な繋がりは、軍事力を伴わない相互確証破壊であり抑止力です。心から信用はしていないが、この人を傷つければ自分も貧しくなる。この人と協力し合えば自分も豊かになる、という損得勘定です。

そのきっかけとして役に立てるのは日本しかいません。

麻生元首相は、中東でドンパチしていないのは日本だけだと言って叩かれましたが、内容は正しいです。

但し、叩かれたと言うことは、中東和平を快く思わない強い勢力がいると言うことでもあります。

安倍首相の中東歴訪が、中東和平の立役者となるか、風車に立ち向かうドンキホーテで終わるのかは、結局後から振り返った結果でしかありません。

しかし、他に有効な手段が無いと思われることを根拠に、自分は安倍外交を応援したいと思います。

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