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2014年12月20日 (土)

出光が昭和シェルを買収、民族資本を応援したい

化石燃料が弱点の日本、強大な外資に立ち向かう一歩かもしれません。民族資本の育成はこの国の将来のために大事なことと考えます。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141220-00000023-jij-bus_all

石油元売り国内2位の出光興産が、同5位の昭和シェル石油の買収に向け最終調整に入ったことが20日、明らかになった。2015年2月にも基本合意書を交わした上で、TOB(株式公開買い付け)を実施し、子会社化することを目指す。買収総額は5000億円規模とみられる。国内需要の縮小が避けられない中、規模拡大で原油の調達能力を強化するとともに経営の合理化を狙う。
 出光と昭和シェルの直近の連結売上高は合計で約8兆円と、首位のJX日鉱日石エネルギーを傘下に持つJXホールディングスの約12兆円に迫る。統合が実現すれば、3位コスモ石油、4位東燃ゼネラル石油(ともに3兆円台)を引き離し、実質的な2強体制が構築されることになる。 

民族資本が外資を買収、というのだから差し当たり良い話です。昭和シェルというのは、ロイヤル・ダッチ・シェルの傘下の日本法人です。

外資と民族資本では、日本国としては民族資本が良いと考えます。

民族資本とて法人税はあまり払ってくれていないかもですが、経済などで困った時に外資は簡単に逃げ出します。日本国と一蓮托生で頑張ってくれる存在こそ倒れそうな時に助けになります。

実際、成功した開発途上国は、民族資本の育成に成功しています。中国ではシノペックやペトロチャイナ、韓国ではサムスンやヒュンダイなどです。あれ??

これで日本の石油元売り会社はJXホールディングス(ガソリンスタンドならエネオス)との2強体制となります。

しかしこの買収は将来の石油需要の減少への対策という側面が強く、手放しで喜べる話ではありません。

また、外資に対抗すると言っても、売上高では8兆円とか12兆円というレベルです。

世界的には売上50兆円規模の石油メジャーは、ロイヤル・ダッチ・シェルを筆頭に、シノペック、ペトロチャイナ、エクソンモービル、BPがあります。それ以下でもJXの上には8社もあります。

最近の原油相場の値下がりがどう影響するか。採掘に関する権益の相対的に少ない日本の民族資本に追い風になると良いのですが。

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