« 解散か? ~政治は大義ではなく損得勘定で動く | トップページ | 原油下落。国際情勢と投機筋 »

2014年11月22日 (土)

解散総選挙~アベノミクスは失敗していない

アベノミクスは成功したのかどうか。いくつかの指標は明らかに良いです。庶民感覚としては実感が無いですが、今は待つべき時だと考えます。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141121-00000109-mai-pol

安倍晋三首相は21日の記者会見で今回の解散を「アベノミクス解散」と名付け、衆院選では経済政策を中心に与党への支持を訴える姿勢を鮮明にした。しかし、特定秘密保護法制定や集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈変更など、第2次安倍内閣が打ち出した安全保障政策を巡っては世論の賛否が分かれている。女性活躍推進法案は解散のあおりで廃案になった。民主党など野党は幅広く争点を設定し、与党に論戦を挑む構えだ。

最近の経済指標では消費税増税以降のGDPが2期連続でマイナスと発表され、アベノミクスは失敗だと大騒ぎになっています。

だが少し待ってほしい。

消費税増税で経済にブレーキが掛かるのは当たり前です。

その消費税増税ですが、財務省の意向が大きいです。時の政権は、財務省に逆らっては生きて行けません。逆に、財務省の悪口を言える政治家は政権に携わらない無責任な人達だけです。

財務省は巨悪だと思いますが、しかしそれは日本国そのものであり、これを打倒することは日本国民たる自身を滅ぼすことと同義なので、日本国民には不可能なことと考えます。

ではアベノミクスそのものは失敗だったのか。

ポジティブな重要指標もあります。

大企業の決算はトヨタの2兆円黒字を筆頭に軒並み上向きです。

日経平均は民主党政権の時から倍増、ドルベースにしても日本企業の価値は上がっています。

そして雇用統計です。

http://www.stat.go.jp/data/roudou/longtime/03roudou.htm

a-1の主要項目を見てもらうと良いです。

「就業者」は、民主党政権からはもちろん、消費税増税前と比較しても増えています。

生活保護受給者の増大を誇っていた民主党が無能と罵られるのは当然です。

景気回復は雇用ありきです。

失業率が下がれば労働市場は労働者の有利に傾きます。そうすれば企業側は賃金を上げたり労働環境を改善する必要に迫られます。

共産党はブラック企業撲滅を叫んでいますが、ブラック企業を規制してはこれが倒産し、別の企業がブラック化するだけです。失業率が上がればもっと酷いことになります。

実際には、アベノミクスにより労働者が売り手市場となり、その結果現にすき家のワンオペが問題になり解消される、という効果が現れています。安倍政権はブラック規制などしていないのに、です。

多くの人に景気回復が実感できるのは、もっと先です。

というか、もう後戻りは出来ません。金融緩和を止めたら一気に景気は悪化します。

今の経済はインフレか、デフレか、いやスタグフレーションだ、と喧しいです。

アベノミクスや黒田バズーカによる円安で輸入価格が増大しているので国民の生活が苦しい、というのは間違っていません。

しかし、アメリカが金融緩和を止めたので先物相場は下がっています。おっと、中国はまた金融緩和するようですが

燃料に関しては相場の下落に加え、安倍外交でカナダやメキシコなどからの天然ガス輸入を取り付け、それは従来の輸入相手への値下げ圧力となってゆきます。

副作用の多い金融緩和は功罪相半ばしますが、この点は単純に評価出来ます。

そんなわけで、乗った船から途中で下りて溺れるような愚は犯したくないと思っています。

Banner_13よろしかったら応援クリックお願いします。

|

« 解散か? ~政治は大義ではなく損得勘定で動く | トップページ | 原油下落。国際情勢と投機筋 »

政治」カテゴリの記事

経済」カテゴリの記事

コメント

アベノミクスは単に国内だけで見るのは間違っていると思います。
背景には中国の成長の限界(経済・軍事とも)があり、世界経済の中で生き残るのか。言い換えれば如何に限られたパイを奪うのか、という事だと思います。

まわりの国々の事を考えずに経済政策を採り始めたと言えると思います。
これは戦後初の事態じゃないかと思いますよ。

今までの政権は韓国や中国の事も考えた政策をとっていたと言えます。自民党でさえ韓国経済に本格的なダメージを与えるような政策はとっていませんでした。

アベノミクスとは「それらの国々の経済を破壊しても日本が生き残る。言い換えれば中韓は見放した」という事でしょう。

いや、日本に対して敵対行動をとる国々は自滅していくでしょう。
日本とアメリカ位しか次世代の技術革新を起こせないのだから、当然といえば当然の話です。

いかにして中国の崩壊に備えるのか?
これがアベノミクスの隠れた一面だと思います。
安全保障政策等をみるとそうとしか考えられないですネ。

投稿: みやとん | 2014年11月22日 (土) 21時59分

コメントありがとうございます。

確かに、金融緩和は「近隣窮乏策」だ、と言われましたね。
中国に都合が悪いから、マスコミの安倍下ろしも激しい、ということも言えますね。

やはり、アベノミクスから下りるわけにはいかないですね。

投稿: プー | 2014年11月23日 (日) 03時16分

GDP 原油がこんなに高いのによく頑張ったほうじゃないですかね?
原油が一時的にも安くなってきているので来年早々に回復するんではないですかね?

期限付きで原発稼働ですかね?

投稿: パズ | 2014年11月30日 (日) 00時16分

コメントありがとうございます。

燃料代は経済を回せば回すほど失われる出血です。
みんな頑張りましたね。

原発は、燃料的にはいらない子になりましたが、
色々な駆け引き材料としてまだまだ必要です。

投稿: プー | 2014年11月30日 (日) 01時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/420968/58060830

この記事へのトラックバック一覧です: 解散総選挙~アベノミクスは失敗していない:

« 解散か? ~政治は大義ではなく損得勘定で動く | トップページ | 原油下落。国際情勢と投機筋 »