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2014年10月21日 (火)

自民党のリベラル粛清人事

小渕経産相、松島法相、あっという間に辞任しました。この二人の共通点を考えると、「日本会議」という団体が浮かび上がります。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141021-00000636-chosun-kr

日本の安倍内閣は、先月の内閣改造で5人の女性閣僚を起用した。ところが、小渕優子経済産業相(40)と松島みどり法相(58)が20日、同時に辞任したことで、混乱が生じている。2012年末に第2次安倍内閣が発足してから初めて閣僚が辞任したからだ。最近、経済成長率や実質賃金が期待に反して低下するなど、安倍晋三首相の経済政策に対する国民の不満が高まっているが、そのような中で看板級の女性閣僚2人が辞任したことは、安倍内閣にとって大きな衝撃になるとみられる。また、先月の内閣改造で「女性重視」を強調した安倍首相の戦略も事実上失敗に終わった。

 皮肉なことに、先月入閣した5人の女性閣僚のうち、「極右」ではない2人が失脚する事態となった。安倍内閣の閣僚のうち、極右団体の「日本会議」に加入していない人は計3人いたが、その中の2人が今回辞任した。一方、残る女性閣僚3人は、今月18日に揃って靖国神社に参拝した。

今回のソースは、朝鮮日報日本語版です。そう思って読んでください。

記事が出る前の時点で、5人の女性閣僚のうちで辞任になっていない高市・有村・山谷氏は、靖国参拝していて、英霊の加護だな、と思っていたものですが、それは当たらずといえども遠からずでした。

その「日本会議(にっぽんかいぎ)」ですが。

「美しい日本の再建と誇りある国づくりのために、政策提言と国民運動を行っている民間団体」だそうです。

所属議員は自民党の過半と、民主党や維新の会にも及んでいます。

その思想は、皇位継承は男系、改憲、自虐史観の修正、愛国心の涵養、自衛隊の有事法制、首相の靖国参拝、ジェンダーフリー反対、外国人参政権反対、といったものです。

日本会議の方向性は、自分の思想と一致します。

政治は、方向性だけではなく、手段や手続きの問題もあるので、一気呵成に進めれば良いとは思いませんが。

第二次安倍改造内閣の閣僚の19人のうち、14人が会員です。

逆に、今回辞任の2閣僚は、会員ではありませんでした。

今回の大臣就任・辞任劇に、団体の思惑が絡んでいたとしたら、今回の組閣は保守一辺倒であることを内外に示したことになります。最初から非会員を外すより、非会員を入れておいてスキャンダルで落とす方が強力なメッセージです。

それは、必ずしも安倍首相の思惑とは異なるのでは、とも取れるのです。何故なら、女性登用で上がった内閣支持率は確実に下がって困るからです。

もう少し違う方向からの指令が出たのかもしれません。

それよりも、内閣の思想を統一して何がしたいかというのが気になります。

急いで決めなくてはならないことがあるのでしょう。

世界的にはウクライナ、シリア、香港、イスラム国、エボラ出血熱などの大問題が山積しています。

民主主義政治とは言え、議論している暇は無い、というケースはあるものです。

ナチスドイツの権力掌握は、第一次世界大戦敗北による不景気が原因です。イギリスは2度の世界大戦や世界恐慌の際には挙国一致内閣を組織しました。

安倍政権がどちらの方向を目指しているかは現時点では分かりませんが、最終的には結果が出てから歴史が評価するものでしかありません。

個人的には、第一次安倍政権の実績をもとに、日本を正しい方向に導いてくれる方を期待しています。

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