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2014年7月 8日 (火)

徴兵制よりも日本国・国民の生命財産が本質

集団的自衛権に対して、徴兵制の復活を危惧する声があります。正直、あるともないとも言えますが、本質はそんなことではありません。世界の平和が保たれれば理想的ですが、それが無理なら次善の策を講じなければなりません。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140707-00000018-wordleaf-pol

政府は7月1日、集団的自衛権の行使を容認することを閣議決定した。これを受け、自衛隊が海外で活動しやすくなることで、「徴兵制がやがて復活するのではないか」という声が上がっている。それも平和活動家だけでなく、かつての自民党重鎮たちまでも警鐘を鳴らしているから、ちょっと気になる。果たしてそんなことは本当にあり得るのだろうか?

「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という言葉があります。しかし「歴史に学ぶ」ことは容易ではありません。何故なら、歴史の答えが一つではないからです。

日本国の平和のために戦争出来る国になるべきか否か。

それだけでも難しいです。なぜなら、世界の歴史には、色々な前例があるからです。

日中戦争は、当初は大東亜共栄圏を目的と謳われていました。戦争出来ることは悪いことだという好例です。

一方、第二次世界大戦前のイギリス・フランスは、領土を拡張するドイツに対して戦争したくないためにこれを許し、しかし最後には戦争する羽目になりました。

紀元前に遡れば、カルタゴは第二次ポエニ戦争の結果自主武装を禁じられましたが、ローマは異民族の侵攻を意図的に起こし、戦ったカルタゴを処罰するとして第三次ポエニ戦争を起こし、カルタゴを滅亡させました。

現代日本にどれを当てはめれば適切なのかはとても難しいです。

現代日本が大日本帝国に近いのか、英仏やカルタゴに類似しているのか。

一つ確かなのは、悪意のある外国の脅威に曝されていることです。

大日本帝国には米ソ中、英仏にはナチスドイツ、カルタゴにはローマです。

違うのは、敵が多いか少ないかでしょうか。

個人的には、味方を増やすことに注力すべきだと考えます。

大日本帝国の間違いは、敵を作りすぎたことです。

外交の基本は遠交近攻と言っても、アジアに影響力の無いドイツと組んだのは間違いだと思います。

ドイツと同盟したことでドイツと敵対する国々を敵に回すこととなり、結果アジア太平洋地域で孤立無援に陥ったのが敗因の一つです。

集団的自衛権は、その「味方を増やす」方策です。

安倍政権は今、中国包囲網を画策しています。

アメリカ、欧州、オーストラリア、東南アジア、インド、出来ればロシアも巻き込んで中国を押さえ込めば平和になる、という考えです。

中国はこれに抵抗します。軍事的にも政治的にも、日米を含めた諸外国での情報工作でも。

彼等は、軍国主義の悪しきイメージの付きまとう「徴兵制」を前面にアピールします。

自分や家族が戦場に送られたら。

そんなことは誰だって嫌に決まっています。

しかし、備えることが抑止力だとしたら。

韓国も台湾も、実態はどうあれ国民に兵役の義務を課しています。

スイスの永世中立は有名ですが、徴兵制はもちろん、国家の敗北が決定したら主要機関を爆破する焦土戦術で侵略国の戦果を無くすと決めています。

実際に戦争になった時にこれを実行するかは疑問ですが、そんな決まりがある、ということが大事なのではないかと考えます。実際、スイスはナポレオン戦争も第一次・第二次世界大戦も当事国とならず乗り切りました。

日本国において、それは集団的自衛権であり、国防上本当に必要なら徴兵制もやむを得ないと考えています。

尤も、島国の日本では、本土決戦を想定しない限り徴兵制は無意味です。現代戦は高度な技術を持った専門家による兵器操作で勝負が決まるからです。本土決戦になれば、ベトナム戦争のような陸続きの国による支援は期待できず、制海権を奪われた時点で降伏せざるを得ないでしょう。

しかし現政権が日本国に対して悪意を持っていると考えれば徴兵制の導入は現実味を帯びてきます。

最終的には安倍政権が信用出来るかどうかという問題なのだと思います。

自分としては、安倍政権と中国を秤に掛けて、どちらがマシかという命題なのだと考えています。

安倍政権の足跡と、中華人民共和国の歴史と。

これらを付き合わせて、どちらの方が信頼に足るのだろう、というのが結論です。

どちらが我々日本国民の生命財産を守ってくれるだろうか、です。

理想は世界中の人々の平和と豊かさですが、どうやらそんなことは不可能なようです。

だったら、次善の策として、我々日本国が存続・繁栄することによって世界で少しでも多くの人々が救われるように努力すべきだと考えます。

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コメント

同盟国を作らなければなりませんが、インドを含め軍隊が弱すぎな感じがありますね。中国の軍事力は侮れない状況になっています。フィリピン、ベトナムは論外でしょう。アジアで頼りになるのは台湾、韓国なんでしょうが微妙な国ですね。やはりアメリカさんがkeyになるんですかね。
ウル覚えですが日本の最新鋭の潜水艦技術がオーストラリアへ、中古の掃海艇をインドネシアへ、それと武器市場?に防衛省が出店しているニュースを見ました。周りの国を強くする作戦か?さすがアジアのお母さんだと思いました。余談ですが日曜の午前の番組で国産のステルス戦闘機のプロトタイプができたとか?エンジンは抜群の性能だそうです。

投稿: パズ | 2014年7月14日 (月) 00時03分

コメントありがとうございます。
本気で侵略しようとする国が中国だけですからね・・・

軍事的なことも含めて日本が対中包囲網を主導しなければならないなんて、時代が変わりましたね。

投稿: プー | 2014年7月14日 (月) 06時04分

スイスの場合、バチカンに傭兵を送り込んでいるという事も大きいのではないでしょうか。
宗教的なバックボーンがあるのとないのでは相当違います。

徴兵制になると主張しているのはもっぱらサヨクです。保守や軍事マニアは徴兵制は弱くするし、現代の闘いでは役に立たないと言っています。

要は、徴兵制はサヨクの飯のタネですよ。

フィリピンはともかくベトナムは武器さえあれば中共軍、いや人民解放軍に勝つでしょう(少なくとも引き分けには持ち込むと思います)

韓国は頼りになりませんよ。朝鮮戦争の時も一番に逃げだしました。
北からの砲撃に対してもあの体たらくです。

インドは意外に頼りになると思います。
まがりなりにも空母の運用もしていますし、ロシア製の戦闘機にも慣れています。

アメリカも本格的に韓国を切り捨てる準備に入ったようです(例・グーグルで基地などが丸見えになっても構わないらしい)

本来、アメリカが包囲網を主導すべきなんでしょおうけど、オバマ大統領ですからね。

投稿: みやとん | 2014年7月18日 (金) 17時20分

コメントありがとうございます。

徴兵制は無意味、には自分も賛成ですが、サヨクの人は、安倍政権は日本人に対して悪意を持って徴兵制を導入しようとしている、と言っているので議論になりません。

韓国はダメですか。防波堤にならないなら、切り捨てて日本を前線にするしかないですね。

勉強させていただきありがとうございます。

投稿: プー | 2014年7月18日 (金) 19時49分

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