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2014年6月16日 (月)

橋下市長、敵を作りすぎ

橋下市長、時々凄い正論を述べるのですが、時と場合と、相手も考えなければなりません。正義を通すにも、敵を選別しないと負けてしまうのです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140615-00000057-mai-soci

大阪市の橋下徹市長(日本維新の会共同代表)は15日、大阪市内の街頭演説で、第二次世界大戦で米国などの連合国軍がナチス・ドイツ占領下のフランス北西部の海岸で展開したノルマンディー上陸作戦について、「ノルマンディーに上陸して、連合国軍兵はフランス人女性を犯した。これはたまったもんじゃないと慰安施設を造った。これは歴史の事実だ。不幸な過去だし、二度とやってはならない」と述べた。

 大阪市が2016年度中の設置を目指す「近現代史を学ぶ施設」の必要性を訴えるなかで発言した。さらに橋下市長は「欧米人は『日本人は性奴隷を持っていた』と言うが、『俺たちも悪いけど、お前たちも悪い』と、言い返すような日本人を作らなきゃいけない」と持論を展開した。【野口武則】

戦争と性暴力は不可分、というのはよく分かるのですが、「連合国」と言ってしまうと、アメリカ、イギリス、ソ連(≒ロシア)、そしてなぜか中華人民共和国(≠中華民国)や韓国まで敵に回してしまいます。

そんなことでは、我々の主張は絶対に通りません。

同じ事でも、敵を限定するような言い方をしなければなりません。

自分としては、1. 朝鮮戦争の時の韓国 2. ベトナム戦争の時の韓国 が狙い目と思います。

「従軍慰安婦という方々が随分酷い扱いを受けたと聞きますが、詳しく話を聞くと、朝鮮戦争の時の体験をお話になっているように思えるのですが。」

「慰安婦への賠償を要求されますが、人権先進国のあなた方がライダイハンと呼ばれる方々にどんな補償をしたか、参考のために聞かせていただけないでしょうか。」

なんて言ってみてはどうでしょう?

最近は日本国民の対韓感情が悪く、またライダイハンへの謝罪・賠償を求める市民団体も声を上げています。

今だったら韓国も強く言えない状況のように思えます。

そしてもう一つ。

『俺たちも悪いけど、お前たちも悪い』

この発言は、客観的事実や学術的には正しいけれど、政治的主張としてはダメです。

だって、他の国々が自分達の悪に頬被りして糾弾してくるのに、「こっちも悪い」って言っちゃったらディベートは勝てません。

議論は、自分達に非の無い分野で行う必要があります。

それは、日本の参加していない戦争の時の話をすべきなのです。

それにしても橋下市長の政治的方向性が分かりづらいです。

慰安婦問題で論陣を張るなら石原一派と決別するべきではありません。

結いの党と組むなら、この話は封印しなければ政策の一致は出来ません。

野党再編を混乱に陥れるのが目的というなら分かるのですが・・・

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