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2014年4月11日 (金)

TPP交渉、日本は今回タフだが

TPPは経済でもあり安全保障でもある問題です。譲歩は仕方ありませんが、その際には必ず別の国益を得なければなりません。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140410-00000123-mai-bus_all

環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉を巡る日米協議で、米国は撤廃を主張してきた牛肉関税について、低率での存続を容認する姿勢に転じた。通商交渉での成果を求めるオバマ政権の譲歩だが、税率の水準を巡る隔たりは依然として大きい。24日に予定される日米首脳会談までに合意にたどり着けるかは微妙だ。

この交渉に先立って日豪EPAが合意できていたのは大きいです。

日本が牛肉の関税を15年以上掛けて半減する一方で、オーストラリア側の自動車の関税撤廃を実現しました。

対米交渉では、これが基準として意識されます。

そうは言ってもアメリカとオーストラリアでは安全保障における重要度が格段に違います。

オーストラリアとは決裂上等で臨めるのに対し、アメリカと破談になると対中問題での共闘に亀裂が入るので、必ず落としどころを見付ける必要があります。

アメリカは必ずそれを交渉カードとして利用します。日本もアメリカの弱みを握っておきたいところですが、当分それは望み難いです。

最近ではウクライナ問題で、ウクライナ西部の経済危機に対する援助が日本のカードになるくらいです。リーマンショック、シャドーバンキング問題によって影響力を増すジャパンマネーをどう使うか、が日本の駆け引きです。

それにしてもTPPは複雑です。個人的には、TPPの日本にとっての意義は2つだと思います。

・対中安全保障。これのためにアメリカに譲歩するのは仕方ないと考えています。TPPは条件闘争であり、それだけに対価の確約を得なければなりません。

・アメリカ以外の国々とはWIN-WINの関係を築く余地があります。経済的にも競合する中国に対して貿易で有利になることには大きな意味があると考えます。

そんなわけで、メタボ系内科医プーは、TPPは条件闘争であり、礼賛論にも反対論にも与しません。

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