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2013年7月13日 (土)

今交渉しても不利

安倍首相の精力的な外交は凄いと思うけれど、不利な状態であちこちに頭を下げても国益を損なうことになります。もっと条件を整えてから行くべきです。

 

安倍晋三首相は8月下旬に、中東のバーレーン、クウェート、オマーン、カタールの4カ国を訪問する方向で調整に入った。4カ国は石油や天然ガスなどの地下資源が豊富で、資源・経済外交を加速する狙いがある。

原油価格は上がっています。

WTIは4月に90ドルを割ったのに、今週のアメリカの金融緩和は当分続く宣言から急騰し、107ドルを付けました。

これではガソリン代もまだまだ上がり、日本の景気回復に水を差すだけでなく、世界中の民が苦しむことになります。

そんな中で資源外交ですが、日本の不利は覆せません。

多くの国々と交渉することに意義はありますが、「でもどうせ、買ってくれるんでしょ?」

と言われては値切るのも困難です。

現状の原油先物の高い理由は、以下のことが挙げられます。

1 エジプト情勢の緊迫化

2 日本を含めた世界の金融緩和

3 日本の脱原発

1は日本国の力ではどうにもなりません。

2は景気回復のためには必要なことです。歴史的には出口戦略の成功例が無いので今後とも難しい舵取りが迫られます。

3は再稼働「申請」が始まったばかりです。実際の再稼働は半年後のようです。これにも時間が掛かります。

そう考えると、これらの条件が解決する前に資源外交を繰り広げても、却って害悪という畏れもあります。

2はともかく、1と3は、いつかは好転する条件です。

その時に交渉した方が、容易く値切ることが可能です。

逆に、今契約したら、高い値段で何年も買わされる羽目になります。

それとも、8月までに何かが起こっているのでしょうか?

原油が値下がりする何かが??

それが無ければ、交渉などしてはいけない案件です。

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