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2013年6月21日 (金)

人類は世界恐慌に学んだか?

100年に1度のリーマンショックは、まだ終わっていません。むしろ、これからが本当の勝負です。人類は世界恐慌を再現してしまうのか。大事な時期です。

 

米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は19日、量的緩和策第3弾(QE3)を年内に縮小し、来年半ばに終える可能性を示した。金融政策を平時に戻す「出口戦略」の過程で混乱しないよう、金融政策変更の具体的な時期を示す異例の発言をしてまで「市場との対話」に腐心するFRBだが、米株価は20日も大幅続落した。

1929年に始まった世界恐慌の顛末、特にアメリカの動きについては、これが参考になります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%81%90%E6%85%8C#.E3.82.A2.E3.83.A1.E3.83.AA.E3.82.AB

当初は未曾有の不景気に対して為す術がなかったのですが、膨大な失業者に対して公共事業を中心とするニューディール政策を行い、一時的には景気回復しました。しかし歳出拡大とインフレが問題となり、このために金融引き締めを始めた途端に再び大不況となりました。結局これの解決は、第二次世界大戦による軍需景気まで待たなければなりませんでした。

一方日本は、高橋是清蔵相による早期の財政出動が奏功して不景気を脱しました。しかし赤字国債の累積が問題となり、公債漸減政策を掲げるも軍部の反対に遭い、二・二六事件により完全に頓挫し、戦争へと突き進んでしまいました。

その歴史に学べば、

「出口戦略」の過程で混乱しないよう

ということが非常に難しい問題なのです。

世界恐慌では、結局戦争でしか解決出来なかったのです。

そうでない解決方法を導くことが出来るか? ということで人類は試されているのです。

今、コンフェデレーションズカップの開催されているブラジルで、大規模なデモが起こっています。

サッカーの大会に金を掛けていないで国民に金を配れ、という主張です。

世界中の庶民のご多分に漏れず、彼等は世界の国々の金融緩和によるインフレに苦しんでいます。

国技よりもパンを、というくらい切実なのです。

そんな世界の庶民の圧力に押されて、アメリカは金融緩和の縮小を検討し始めました。

世界の投資家は敏感で、金融緩和を縮小する「かも」というだけで、早くもNYダウを下げています。

日本にも影響が出ていますが、それ以上に投資対象だった新興国で深刻です。

「出口戦略」がうまく行かなければ、再び失業者は増大します。現時点で失業率の高い国々は致命傷を受けます。

世界恐慌では、その解決が「戦争」だったわけです。

現代の世界は、それよりも賢い形で解決出来るだろうか。

試されています。

我々日本に出来ることはあるでしょうか。

金融緩和のタイミングがアメリカとタイムラグを置いているのは、もしかしたらこれこそが人類の知恵なのかもしれないと思っています。

アメリカが引き上げた投資に日本が参入するのは、景気のハードランディングを防ぐ効果がありそうです。

金融緩和と出口戦略に時間を掛けることで、インフレや失業の痛みを軽く出来る、ということなのかもしれません。

あと、インフレ対策には、原発再稼働です。

原油が高くて物価高に苦しむのは、多くの人々の悩みです。

彼等のためにも原発再稼働です。

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