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2013年2月18日 (月)

G7もG20も世界を救えない

とりあえずアベノミクスに対して追認、しかしこれ以上の円安は容認できず、という結果でしょうか。しかし「新興国」って何処の国なのでしょうか。日本が強くなることに不満を持つ国はそんなに多くないと思うのですが。

モスクワで開かれていた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は16日夕(日本時間同日夜)、共同声明を採択し、閉幕した。声明では、金融緩和などで各国が通貨を安く誘導する「通貨切り下げ競争」を回避し、金融政策は国内の経済成長を目的とすることが明記された。「通貨安競争」で日本が名指しで批判される事態は回避したものの、不満を抱えたままの新興国などとの間で通貨をめぐる摩擦が再燃する懸念も残した。声明では、日米に財政健全化の努力も求めた。

週が明けてまずは円安ドル高です。アベノミクスに対して明確な反対が無かったためですが、高値更新まで行くかと言えば、上値は重くなっていると考えます。

興味深いことに、ユーロや豪ドルといった通貨に対してドルが徐々に強くなってきています。

これは、従来の円安ドル高の際にユーロや豪ドルがもっと上がってきた時とは、何らか状況が異なることを意味しています。ショックが起こっているわけではない現状で米ドルという基軸通貨にマネーが戻ってきているのは、実体経済の回復への期待が高まっているのではないかと考えます。

それはともかく、アベノミクスはG20でそれなりに信任を得たことになります。

円安で明確に困る「新興国」は、製造業や領土で競合する中国と韓国くらいです。日本に資源を輸出したい国、日本からの投資を呼び込みたい国々は日本が強くなることを歓迎しています。

急激な円安には軋轢が大きいけど、民主党政権下の超円高が続いて日本が弱体化することは、世界としては望んでいません。

それにしても、G7とかG20とか、大した力が無いのだな、というのは残念です。

G7にはGDP世界2位(!?)の中国が含まれず。

G20では参加国が多すぎて利害調節が到底図れず。

今回のG20でも、日本に対して「これ以上やり過ぎるな」と釘を刺しただけでした。

リーマンショックの時には、日本の麻生・中川が世界の崩壊を止めるためにリーダー役を務めました。

今度起こるであろうショック時には、やはり合議制よりも強力なリーダーシップを持つ人物に仕切って貰うのが良いのだと思います。

おそらく、そんな凄い人物は、使い捨てにされてしまうのだろうけど

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コメント

日本の場バブル景気の時はアメリカが自国のドル高を望み、円安を容認していたと思いますが、今回のアベノミクスに関してもアメリカ高官が円安を容認していて小バブルの兆しがありますね。

オバマ政権続投でオバマはドル安での輸出をを拡大すると宣言したのと相反するような気がします。状況が変わったのでしょうか?

先月の雑誌“サピオ”でノーベル経済学者がアベノミクスの正当性を述べていましたが、その成功は前提が “ 戦争さえしなければ ”と書いてありました。

何かの紛争や金融危機で簡単に日本の状況もひっくり返るってことなのでしょうか。

参院選まで何かあると見ています。

投稿: バズ | 2013年2月20日 (水) 02時49分

コメントありがとうございます。

今のオバマ政権は、資源輸出を志向しているので、円安ドル高を容認しているのだと思います。

>“ 戦争さえしなければ ”
>何かの紛争や金融危機で簡単に

きっとそうなんでしょう。不安要因は経済的にも外交的にも中国ですね。

投稿: プー | 2013年2月20日 (水) 15時32分

なるほど!
ありがとうございます。

投稿: バズ | 2013年2月20日 (水) 19時43分

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