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2013年1月21日 (月)

自衛隊派遣はゆっくり議論しよう

この発言を批判している人が多いけど、いきなりぶち上げる誰かとは違って「議論しよう」という話です。核武装の時と同じように議論すら許さぬ、という勢力とは、所詮議論になりません。多くの日本国民で議論を熟成させていきたいです。

自民党の石破茂幹事長は20日の記者会見で、アルジェリアでの人質事件を踏まえ、海外での動乱などに在外邦人が巻き込まれた場合、自衛隊による救出を可能にするための自衛隊法改正を検討する考えを示した。同党が野党時代の2010年にまとめた改正案を土台に、内容を詰める。自衛隊派遣は対象国の同意が必要となる上、武器使用基準をどうするかなど課題が多く、実現へのハードルは高いとみられる。
 現行の自衛隊法は、現地の安全を確認した上で邦人を航空機か船舶で輸送することは可能としているが、乗せる場所までの陸上輸送や邦人警護のための自衛隊の武器使用など、救出に関する規定はない。
 石破氏は「国民の生命と財産はいかなる地域でも守っていかないといけない。日本として何をしてもいいということではないが、検討がなお不十分な点がある」と、法整備の必要性を指摘。「(自民党として)単なる輸送でなく救出まで行い、武器使用を抑制的に行うことに配慮した法案はできている」と述べ、政府・与党内で調整を進める方針を示した。 

今回のアルジェリアの事件で自衛隊が海外派遣できたら違う結果だったか、というと無理なのでしょうが、議論のきっかけにはなりそうです。

自衛隊の海外派遣は非常に重いテーマの一つです。

今まで外国で日本人が動乱に巻き込まれて、外国の軍隊に救出して貰ったということは度々発生して、世界に恥をさらしてきました。一人前の国家として世界に認められるために、然るべき法整備が必要と言われてきました。

しかし戦後に平和を掲げてきた日本が軍国主義への第一歩を踏み出すのかという危惧はあるでしょう。

また、日本に同様の事件が起こったら外国軍を受け入れて良いのか、という議論もあります。

ゆっくり議論したいです。議論も許さぬという人々は、所詮民主主義・自由主義の人間ではありません。

歴史的には、動乱を起こした勢力と自国民保護のために軍隊を派遣した国が裏で繋がっている、なんてことは日常茶飯事です。

アルジェリア政府・軍はそれを疑ったために拙速に自力でのテロ組織殲滅作戦を実行したのではないかと思います。

国家・民族間の相互不信は非常に根深いものがあります。

軍隊による自衛だけでなく、彼等と信頼関係を築けるような努力も行いたいところです。

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コメント

〉〉歴史的には、動乱を起こした勢力と自国民保護のために軍隊を派遣した国が裏で繋がっている、なんてことは日常茶飯事です。

〉〉アルジェリア政府・軍はそれを疑ったために拙速に自力でのテロ組織殲滅作戦を実行したのではないかと思います。

非常に興味深いです。
ここまでは私も思慮できておりませんでした。表面上でしか物事を見れないのでもっと勉強しないと再認識させて頂きました。

日本の軍事国家化についてですが、私自身なかなか答えが出せないでおります。

戦争やテロを身を持って体験して始めて武力は必要だ!と後手で世論が動く事が決して悪い事ない事もわかります。それだけ良い意味で日本は平和すぎると。

しかしながら、隣国が対日の戦争の訓練を行っている最中、特に日本人は何も感じていない事に危機感を覚えます。

愛国心や精神を鍛えるべく兵役義務までは言いませんが自衛隊で短期訓練期間の義務化など行えば国民は再度、国家の在り方について考えるのではないでしょうか?

難しい事はわかりませんが、この国の自衛隊は鳥かごの中の鳥だとおもいます。
そしていまの日本では決して空を飛ぶ事は難しい事ではないでしょうか

投稿: ピーターパン | 2013年1月21日 (月) 16時21分

コメントありがとうございます。

そういうことに絶対的な基準は無いのでしょう。
自国の安全保障は他国の様相に強い影響を受けますので。

現状、近隣の大国が軍備や挑発を行うなら、こちらも対抗しないと侵略を受け入れることになってしまいます。

軍備と外交の両輪で平和を維持するのが現実的でしょう。

投稿: プー | 2013年1月21日 (月) 16時42分

800人でプラントを守っていたようで、50人前後のタリバン兵に突破されるってことは職員とセキュリティー兵に内通者がいるってことと、チェニジア リビアに通信記録があるってことは諜報機関を持っている国は襲撃を予測していたと思われます。
事件は起こるべくして起こったと考える方が自然なんでしょう?
大国のガスをめぐるパワーゲームの一つなんでしょうね。

かつて日本も陸軍の諜報機関が中国で暗躍し、天皇陛下にもお抱えの腕利きのスパイがいたそうです。軍にならないと諜報戦も発達しないでしょうね。

先日ニュースのゲストが人質事件に関連してソマリアでもフィリピン人100名が今も海賊に人質になっています。と言ってました。直接関連はないと思いましたが、こういう事件で東洋人が被害を被るのは筋違いだろと怒りが湧いてきます。

ジハードだったら十字軍と戦ってくれと言いたいですね。

※フィリピンは貧乏な国なんで助けられないんでしょうね。かわいそうですよ彼ら…………。


投稿: バズ | 2013年1月23日 (水) 14時24分

コメントありがとうございます。

勉強になります。
軍隊と諜報機関、今のこの国からしたら随分先の話に思えますが、それでも一歩一歩進めていきたいですね。

投稿: プー | 2013年1月23日 (水) 16時21分

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