東も山田も山岡もいないのに
生活の党には使える人材がいないので、小沢大先生御自らが出馬するしかありません。これで参院選では民主党と共闘する見通しですが、民主党以上に大敗した党と一緒にやるのもどうよ、という疑問が残ります。
生活の党は11日、党本部で両院議員総会を開き、25日に都内で党大会を開くことを決めた。
新代表を選出し、役員体制や党の綱領などを発表する。党内では、新代表に小沢一郎氏の就任を求める意見が多い。
両院議員総会後に記者会見した森代表は、「日本未来の党」が衆院選後に分裂したことについて、「国民に大変ご心配、ご迷惑をおかけしたことに心からおわびしたい」と陳謝した。
今更「たられば」ですが、「未来」なんぞに合流しなければ、こんなに負けることもなかったのではないかと思います。
代表小沢一郎、代表代行山岡賢次、幹事長東祥三、という顔ぶれは安定感がありました。これで戦っていたら、です。これを袖にして嘉田由紀子という軽い御輿を担がなくてはならない相当な理由があったと考えるべきなのでしょう。
しかしその「理由」のために、幹部を失い、民主党から引っ張った山田正彦まで落選しました。
どんな理由だったか分かりませんが、その代償は大きすぎました。
参院選での巻き返しも絶望的です。
総選挙で敗れた民主党と「未来」の残党です。
前者は3年半の悪政で完全に日本国民の信用を失っています。後者は野合と誹られました。
合流しなければ絶望ですが、合流すればその批判も集中します。
そんな2党と共闘したい政党など社民党くらいです。
今度の改選議席は、自公と維新みんなの争いです。
非改選議席の分も含めれば、余程のことが無い限り自公で過半数ちょっとでしょう。
| 固定リンク
「政治」カテゴリの記事
- トランプ旋風は始まりか終わりか(2016.11.10)
- ドゥテルテ、「駄目だ こいつ・・・」(2016.10.23)
- 中国は尖閣諸島に本気(2016.08.13)
- 2016年参院選、沖縄問題は深刻化(2016.07.12)
- 孔明の罠に嵌まったオバマ大統領(2016.05.27)
コメント