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2012年12月29日 (土)

「自由と繁栄の弧」を今度こそ

中国以外とグルになっておいて対中外交を改善って、脅迫外交をするつもりか、とか朝日新聞なら言いそうですが、これがまさに日本の採るべき戦略です。分からない(振りをする)人達は放置して、太平洋・インド洋、東欧まで巻き込んで平和と繁栄を謳歌しましょう。

安倍首相は28日、首相官邸で読売新聞の単独インタビューに応じ、安倍政権の外交方針として、台頭する中国を念頭に、日米同盟を基軸としつつインドや豪州などとの安全保障面での協力を推進する方針を表明した。

 ロシアやアジア各国との連携強化が、冷え込んだ日中関係の修復につながるとの判断がある。来年1月にも行う日米首脳会談で、環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加問題を協議する意向も示した。〈「価値観外交」重視2面、関連記事4面〉

 首相はインタビューで、外交方針に関し、「日米同盟関係が基軸だ」と述べた。

 日中関係については、「日本と価値を共有する国、ベトナムなど戦略的に重要な国と信頼関係を構築することで、(日中関係も)新たな展開を開くことができると考えている」と語った。中国を取り巻く国との関係を強化することで、中国に日本との関係改善を促す狙いがある。具体的には、海上自衛隊とインド海軍が今年、共同訓練を行ったことを踏まえ、「安全保障の協力を日米印に発展させていってもいい。日米豪(の協力)も、地域の安定に資する。インドネシアとも、協力を約束していると言ってもいい。地域のパワーバランスを回復させることが大切だ」と強調した。

悲しいことに、今となっては中国の猛威には日本一国では対抗不可能です。

尖閣諸島問題一つをとっても随分中国に押し込まれています。

日米安保条約があると言っても、アメリカはいざとなったら守ってくれるか分かりません。

その代わりいうか、そのアメリカの背中を押すためにも、その他多くの周辺国と信頼関係を築いて中国の横暴を抑止しようというのです。

これが日本にとっての、

(日中関係も)新たな展開を開くことができる

ことに繋がるわけです。

このような考えは、実は前の安倍政権の時から存在しました。

「価値観外交」、「自由と繁栄の弧」というものです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BE%A1%E5%80%A4%E8%A6%B3%E5%A4%96%E4%BA%A4

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/18/easo_1130.html

時間があったら読んでみて下さい。特に、2つ目の外務省麻生外相(当時)の講演は読んでいて胸が熱くなります。

基本的な考え方は、民主主義や人権の尊重を価値として共有する国家との関係を強化する外交方針です。

そうでない大国がある、ということも暗示しているわけですが。

そんな大国に対する集団安全保障を裏の目的とし、表向きには、経済関係を梃子(てこ)に多くの国に民主主義や人権を根付かせて共に繁栄と平和を謳歌しよう、ということです。

最近の日本の外交は、この価値観と「東アジア共同体」という考え方の間で揺れ動いてきました。

方針がブレてしまうと、ある外国はそれにつけ込み、ある外国はそれに失望し、良いことは全くありません。

日本としてはこの、「自由と繁栄の弧」を確固たる外交戦略として掲げ、中国のような国には、「うちに共鳴してくれるなら仲間に入れても良い」という姿勢で臨むべきだと考えます。

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