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2012年10月15日 (月)

鳩の糞害は簡単には片付かない

CO2の25%削減は、面倒なことに国際公約です。撤回するのは良いことですが、国内で言っているだけでは無意味です。野田には世界に対して宣言する勇気があるのか、ということが試されます。

野田佳彦首相は15日昼、都内で開かれた会合で講演し、温室効果ガス排出量の削減に向け、省エネの徹底と再生可能エネルギーの普及に全力を挙げる方針を強調した。一方、2020年の排出量を1990年に比べて25%削減する政府目標について「そうした(省エネなどの)努力を尽くしても、原発によって賄うことを想定していた二酸化炭素排出の抑制を代替するのは難しいものがある」として、事実上撤回する考えを示した。
 25%削減は、09年9月、鳩山由紀夫首相(当時)が国連でのスピーチで表明、国際公約となっていた。しかし、政府は先月策定した「革新的エネルギー・環境戦略」で、温室効果ガスについて30年時点でおおむね2割削減を目指し、20年時点は「5~9%削減となる」とした。 

鳩山の何が酷いって、CO2の25%削減を世界に向かって」「見返りを求めずに」宣言してしまったことです。

タダで外国に利益を与える宣言をした後でも、撤回するには相手国の言い分があります。タフな国なら、「撤回を認める代わりに何か寄越せ」となるのは必定です。日本の大震災はその交渉の取っ掛かりでしかなく、相手国にとっては関係の無いことです。

同情してあげることにメリットはありません。自分が損する交渉には、端からテーブルに着いてくれないのが国際社会です。

そんな難しい交渉が野田政権に出来るのか。

もう、麻生太郎に任せてくれれば良いです。

いや、既に政権末期の食い散らかしモードになっている気もしますが。

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コメント

原子力発電所の撤廃の影ですね。

原子力発電所撤廃のデモをしている人は、先生のように原子力発電所のメリット、デメリットを理解しているのでしょうか?

きちんと知識を持った人ならもっと賢い戦いをしそうなものですが。

投稿: ティガ | 2012年10月19日 (金) 14時30分

コメントありがとうございます。

リスクの評価次第では、彼等の言い分も尤もなのですが。
少なくとも反原発のデメリットについて考えていないようです。

投稿: プー | 2012年10月19日 (金) 17時50分

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