みんなで協力して内需拡大
世の中色々難しい問題が山積ですが、遊ぶ時は遊んで、自らは楽しみながら日本の経済にも貢献する、という形で日本の復興に貢献したいです。
国内消費が低迷する中、テーマパークが好調だ。東京ディズニーランド(TDL、千葉県浦安市)などを運営するオリエンタルランドが30日に発表した9月中間連結決算は営業利益、最終利益とも過去最高を更新した。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)など他の大手施設も好調で、入場者数が東日本大震災前の実績を上回る勢いが続く。
(中略)
ハウステンボス(長崎県佐世保市)は、新設した人気アニメ「ワンピース」のアトラクションが人気、豊島園(東京都練馬区)も今夏の猛暑でプール利用者が増えるなどして、それぞれ4~9月の入場者数が前年同期比で大幅に増加した。
消費がレジャー施設に向かう背景には、震災後の自粛ムードが落ち着いてきたことによる反動増と、昨年の地上デジタル放送への完全移行で、テレビなどの耐久消費財に対する消費がひと段落したことがある。
この国の経済に関する問題は多いです。
大震災、原発、燃料を始めとする原料高、特例公債法成立の遅れ、世界経済の先行き、対中韓外交の不調による当該地域との貿易減少・観光客減少などです。
日本政府も全くの無策ではありませんでしたが、麻生政権からのエコポイント制度はその場凌ぎとしては優れていましたが所詮は需要の先食いであり、次の成長エンジンが必要でした。
テレビなどの耐久消費財に対する消費がひと段落したことがある
記事も指摘しています。
テーマパークは、まさにその受け皿として機能しました。これが無かったら、世の中は「貯金」という経済的にはデッドスペースと言える物にに嵌まり込んでいたでしょう。
自分はかねてより、電力不足に対する民間レベルの対策は「集約」と主張してきましたが、
今夏の猛暑でプール利用者が増える
皆さんの行動もそれに適ったものでした。それぞれのテーマパークの工夫の賜物でもありますが、これにより、各家庭の電力消費を減らす効果もありました。経済効果と相俟って一石二鳥の効果です。
最近は対中韓外交が不調です。竹島や尖閣諸島の摩擦により、両国との経済交流が停滞し、観光客が減少しています。
しかしそれには、海外旅行勢の国内回帰というメリットもありました。
TDRでは、意外にも10月にはダブル制限が2回ありました。個人的には中韓観光客が減って制限ゼロを予想していました。中国人観光客が減った分を日本国内で補った形です。
それと、何時かテレビで放送されて気になったのですが、最近は「体験型」のレジャーが人気だとか。
これも昨今の世相に合致した商売だと思います。
どんな業界も原材料高に悩まされていますが、そこで「消費しない」経済活動にシフトしているのだと考えます。
「知財」は物を消費しません。加えて情報化社会の今、適度な「実体験」が価値を持つようになりました。
うまいことを考えたと感心します。
やはり日本国は、腐っても鯛です。
民間レベルでは色々な知恵を出して経済活動を活性化させています。
今日本シリーズが行われている野球だって、八百長でもいいから日本シリーズ第7戦まで縺れ込んだ上で巨人に勝って欲しいです。
縺れるほどに、スタジアムは元より全国レベルでの物販やスポーツバーの売上が増え、「苦しんで勝った」分まで上乗せされます。
日本最強の工夫で難局を乗り切りましょう。
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コメント
オリエンタルランドは、今年上期が史上最高売上高みたいですね。
トイストーリーのアトラクションが人気みたいです。
ご存知でしょうが。
レジャー産業はもっと頑張って欲しいです。
来年には、茨城にみなかみを超える100メートル級バンジーが完成予定です。
みなかみをクリアしたので是非挑戦したいです。
ブルブル。
投稿: ティガ | 2012年11月 8日 (木) 15時56分
コメントありがとうございます。
バンジー、自分の場合は切れそうで怖いです。
投稿: プー | 2012年11月 8日 (木) 16時26分