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2012年10月17日 (水)

成長のために避けて通れない壁

悔しい試合でしたが収穫はありました。ネット右翼的に憎いフジテレビではありますが、こういう試合の視聴率を上げることが日本代表の強化に繋がるのだと思い直して観るようにしましょう。

サッカー日本代表とブラジル代表の国際親善試合が16日、ポーランドのウロツワフで行われ、中継番組(フジテレビ系)の平均視聴率は23.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。瞬間最高視聴率は前半終了直前の午後9時54分に記録した27.7%(同)だった。

 日本は、守備的だった前回のフランス戦とは一転して積極的に攻めた。しかし前半12分にブラジルに中央のスペースを使われ、ゴール左隅のコースを突いたミドルシュートで先制を許す苦しい展開に。その後も攻撃をうまくいなされて、逆にカウンターから次々と好機を作られた。前半26分にはPKを取られて突き放され、後半にも2点を奪われ0-4で敗れた。

平均視聴率23.7%、日本人の多くが注目した試合でした。

ホームでない試合で日本代表は強豪相手にどれだけやれるのか。前の試合は内容悪いながらも勝利。相手国のFIFAランキングはそのフランスと同じくらい。ブラジル戦もひょっとしたら? と思わせていました。

結果は惨敗。でも、前半は真っ向勝負。積極的なパス回しでブラジル守備を撹乱しました。

残念ながら崩しきれなかったことと、運も悪かったし、ブラジルの突然のギアチェンジに置いて行かれたことなどあって、結果的には惨敗でした。

本田の「俺も負けてねーよ」というテクニック披露と、内田がネイマールに必死に食らいついたり、といったところが印象的でした。

今はこんなでも、こういう試合を多く経験すれば日本サッカーは強くなっていくでしょう。

しかし問題はマネーです。

この試合ではピッチ脇に日本企業のロゴが多く見受けられました。彼等のおかげで試合が出来ているのだと痛感します。

ホームで試合する分には、いかな強豪国を呼んでも本気で戦って貰えません。アウェー(少なくとも中立地)でやることに意味があるのです。

しかしスポンサー側としては、集客の見込めないアウェーには難色を示します。

大事なのは、こういう試合を組むことがスポンサーのメリットになる、状況を作り出すことです。

一庶民としては、試合を見に行くことなど出来ません。

視聴率として貢献する朝日新聞を購読するのは嫌だな・・・くらいしか出来ませんが、やらないよりはマシです。

日本代表の強化のためにアウェー試合を積極的に支援する企業

としてイメージが良くなったり視聴率が上がれば、彼等のモチベーションになります。

日本サッカーのために、スポンサー企業も応援しましょう。

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