韓国大統領は日本に経済効果をもたらした
大きな反響のあった李明博大統領の竹島上陸・天皇陛下侮辱ですが、日本の内需拡大に貢献したという点では評価出来ます。ちょっと前までは優秀な敵という評価でしたが、上陸事件をきっかけに前の大統領に急速に接近しています。
旅行会社にソウルなど韓国へのツアーのキャンセルが相次いでいる。竹島問題をめぐる感情悪化が理由だが、両国の対立はこれまでにも繰り返され、そのたびに「政治と経済は別」との考えから沈静化に向かっていた。ところが今回は「嫌韓ムード」もあり、問題再燃から1カ月近くたった今も沈静化どころか、影響が拡大しつつある。
(中略)
「この時期に広告出しても売れないでしょう」。阪急交通社は8月下旬から韓国方面ツアーなどの新聞広告を取りやめた。竹島問題の長期化に備え、同社では関空からの所要時間が韓国ソウルに近い沖縄などへのツアーの品ぞろえを増やす方針だ。両国の対立が激しさをみせているが、各社とも「一般的な渡航注意を喚起しているだけで、ツアーの発売は取りやめていない」(JTB西日本)という。
(中略)
「必要以上に持ち上げられた韓流ブームが薄らぐ一方、嫌韓ムードは日増しに高まっている。韓国への旅行の落ち込みも長期化するのでは」と旅行業界の関係者は先行きを警戒する。実際、韓国に旅行した東京都在住の40歳代女性はこう話す。「日本人とわかれば、屋台やタクシーなどは平気で価格をつり上げる。罵声を浴びせる人もいる。竹島問題もあり、今は行きたくないですね」(松村信仁)
今まで韓流に流れていた日本の国富が日本国内に回帰するのは喜ばしいことです。
この国に必要なのは内需拡大です。李明博大統領の暴挙がこれに貢献したのですから、「芸人」とまで言われた前大統領・盧武鉉を踏襲しています。
大統領引退後の人生も踏襲しないよう祈るばかりです。
あと、韓国へ旅行した日本人で、
日本人とわかれば、屋台やタクシーなどは平気で価格をつり上げる。罵声を浴びせる人もいる。
というのは興味深いです。テレビ番組で皆藤愛子が、タクシーでぼったくりに遭った、と発言して驚かれたという話がありました。
日韓関係が日本側の片思いだった、ということが多くの人に知れたことが、一連の事件の意義だったと思います。
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コメント
韓国は、黒タクと白タクとあって全然値段が違うので、その誤解でボッタくられたと勘違いする人も多そうですが。
そもそも、アジア全体が日本人を上客(カモ)として、価格を上げてきます。
でも、東南アジアの一部の国では、日本語をわざわざ勉強しているタクシー運転手も多いです(トリリンガルの第三言語くらいですが)。
なので、ボッタクられても、言語学習代と思うようにしています。
ただ韓国は、私は日本語はおろかタクシー運転手さんが英語もあまり話せない(日本もそうなのかもしれませんが)ことが多かった気がします。
海で沖縄を超える綺麗さは、アジアではなかなかないですし(ピピ島くらいでしょうか?)スキーの雪質も設備も北海道は世界有数ですし、
国内の魅力に海外旅行派も気づくいいチャンスですね。
投稿: ティガ | 2012年9月20日 (木) 19時35分
コメントありがとうございます。
勉強になります。
日本人はカモですが、気分良く払えるかどうかの違いは大きいように思います。
投稿: プー | 2012年9月20日 (木) 19時49分