落ち着いているというか落ち込むというか
上がっているというニュースは下がることを意味します。ガソリン値下げ隊には今更期待しませんが、自然の成り行きに任せれば良いです。
資源エネルギー庁が20日発表したレギュラーガソリンの店頭価格(全国平均、18日現在)は、前週(10日)に比べて0・5円高の148・7円と6週連続で値上がりした。
国際的な原油価格の値上がりを反映したが、調査を担当したみずほ総合研究所は「足元の原油価格は落ち着いてきており、しばらく小幅な値動きが続く」とみている。
直近の原油価格の上昇は、アメリカの量的緩和に対する期待によるものでした。
WTIという原油先物指標は、
6月に80ドル割れを付けた後に上昇し、先週末に100ドルを突破しました。アメリカが量的緩和第3弾(QE3)を発表した翌日がピークです。
しかし今週に入って下落し、今日は91ドルです。
相場の格言に、「噂で買って事実で売る」という言葉があります。
先週から今週に掛けての値動きは、まさにそれに一致するものでした。
今後はどうなる? となりますが、中国の状況次第では一気に転落も有り得ます。
中国の代表的株式指標である「上海総合」は、反日暴動が起こってから5%も下げています。他の国々が上げている一方で、です。
昨日の暴動がアメリカ大使の車を襲った件では、中国は「遺憾の意」だそうです。まさか日本の真似をするとは思いませんでした。
中国のバブル崩壊は、日本や世界中に一時的な大混乱を起こしますが、日本の復活には必要不可欠のイベントでもあります。
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コメント
日本ではあまり考えられないかも知れませんが、
ガソリンが高くなると、ガソリンに混ぜものを入れる国もあるみたいです。(ガソリンを瓶で売ってる国もあるくらいなんで)
混ぜものが走りにどう影響をするのかよく分かりませんが、
ガソリンや車(日本は車検がちゃんとしてますが)は、自分だけでなく他の命をも奪う可能性があるので、過当競争はあまりして欲しくないです。
投稿: ティガ | 2012年9月20日 (木) 19時46分
コメントありがとうございます。
日本は良心的すぎて、インチキするなら閉店、という美学があります。
オイル成金には一泡吹かせてやりたいです。
投稿: プー | 2012年9月20日 (木) 19時51分