小沢先生が便宜を図った人ですね
中国に政権交代が迫っています。対日強硬派が台頭していおり、心配です。江沢民の影響力が未だに強いのは、日中関係において大きな懸念材料です。
【北京=矢板明夫】中国の胡錦濤国家主席が今秋から来春にかけて、現在持っている共産党総書記、国家主席、党と国家の両中央軍事委員会主席の計4つのポストを全て習近平国家副主席に譲り、完全引退する方向で最終調整していることが分かった。複数の共産党筋が2日までに明らかにした。党総書記と国家主席からの引退は既定路線だが、両軍事委主席には留任する意向だった。しかし、党内の主導権争いで対立する江沢民前国家主席らに反対されたため断念したもよう。代わりに腹心の李克強副首相を副主席として軍事委入りさせる案が浮上している。
中国の胡錦濤主席の時代は、日本に対してそれなりにまともな対応をしてきました。腹の底は分かりませんが、江沢民の「靖国参拝を止めなさい」発言のような反日丸出しの言動は見られませんでした。
彼の腹心が後を継いでくれるなら、日中関係もそれなりに持続可能なものでいてくれるのですが、そうではなさそうです。
次の国家主席は習近平です。他にも重要ポストを兼任し、殆ど独裁(或いは江沢民の傀儡)体制です。これが対日強硬派というから、危険です。
そんな人物に、小沢先生は天皇陛下との会見をねじ込んであげたのですから、日本の政治家としてどうよ、という話にもなります。
そうすると、香港活動家の尖閣諸島上陸の件は、対日強硬派の江沢民が腹心の習近平に多くのポストを与えられるように反日の世論を盛り上げるイベントだったのではと考えることが出来ます。
中国は現在、株式市場が冷え込んで、経済運営が難しくなっています。そのタイミングで対日強硬派の台頭というのは、きな臭い話に思えます。
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コメント
胡錦濤 温家宝が罷免されたら中国の景気は冷え込むでしょうね。冷え込んだ分反日に逃げそうで怖いですね。
ニュースで尖閣諸島上陸の活動家(白ヒゲのおじさん)は政府批判のデモにも参加していたおじさんのようで、どうもきな臭いですね。
毛沢東イズムの復活なんでしょうか?
投稿: バズ | 2012年9月 4日 (火) 14時34分
コメントありがとうございます。
>白ヒゲ
そうでしたか。やはり江沢民の手先ですね。
再び「革命」起こす気なのでしょうか??
投稿: プー | 2012年9月 4日 (火) 17時43分