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2012年9月 6日 (木)

3倍どころではない話

アルツハイマー病はともかく、ALSの発症率は恐ろしく高いです。衝撃的な結果ですが、一方で、ALS発症のメカニズムに迫る報告です。

(CNN) 米プロフットボールリーグ(NFL)の選手がアルツハイマーや筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの神経変性疾患にかかる確率は、一般の人の3倍に上るとの調査結果が5日の医学誌に掲載された。NFLは同日、シーズン開幕を迎えている。

米疾病対策センター(CDC)の職業安全衛生研究所はNFLの要請を受け、1959~88年にNFLで活躍した元選手約3500人について、90年代初めから追跡調査を実施してきた。

今回の調査では神経疾患について調査する目的で、このうち既に死亡した334人の死亡診断書などを調べた。その結果、アルツハイマーとALSによる死亡が突出して多いことが判明。334人のうちアルツハイマーによる死亡は7人、ALSは7人だった。また、パーキンソン病で死亡した元選手も3人いたが、この数字は一般と比べて突出した差はなかった。

これまでに死亡した選手の死亡時の平均年齢は57歳だった。

NFL選手の健康問題をめぐっては、2000人以上の選手がNFLを相手取って訴えを起こし、「脳震とうのリスクについて選手に対する十分な説明を怠った」などと主張している。

今回の調査では脳震とうとの関係については調べなかったが、ポジションによって差があることは判明した。クオーターバックやランニングバックといったスピードを要求されるポジションの選手は、スピードを要求されない選手やラインなどの選手に比べ、神経変性疾患を発症する確率が3倍になることが分かった。

ALSは、全身の筋肉が衰弱して死に至る病気で、星の数ほどある世の中の病気で最も罹りたくないものの一つです。

通常は1万人に1人くらいの発症率ですから、3500人を調べたら1人出るかどうかという病気です。

それが7人もいるとういのだから驚きです。

ですが、

クオーターバックやランニングバックといったスピードを要求されるポジションの選手

というのはちょっと間違っています。ランニングバックはともかく、クォーターバックには通常スピードは要求されません。

共通しているのは、よく倒されることです。

すなわち脳振盪の頻度に相関することが疑われるわけです。

しかしここで、選手達が訴訟を起こしている、というのは問題だと思います。

脳振盪と発症の関連が証明されれば、NFLは多額の賠償金を支払う羽目になります。それを防ぐためにあの手この手を使うことが予想されます。

すなわち、この訴訟によって、

真実の解明が妨げられる

おそれがあります。

裁判というのはそういうものです。

「真実を知りたい」なんて嘘です。というか、法廷闘争になってしまえば、真実が不利になる陣営によって隠蔽されるのは当然のインセンティブです。

ともかく、脳振盪が怪しいということは分かりました。

恐怖の難病に罹らないためにも、脳の衝撃に気を付けましょう。

因みに、自分は子供の頃に剣道をやっていました。この母集団で調べるとどうなのかな、という興味があります。ガクガクブルブル

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