« 強がっているのは効いている証拠 | トップページ | 中国の実情を知るための日本の貿易統計 »

2012年8月18日 (土)

「ダブルスタンダード」を意識することで人は大人になる

世の中、格好良いことを言っている人の内幕が酷かったりして幻滅することは多いです。橋下市長も例外ではなかった訳ですが、この手のことは世の中には腐るほどあり、真実を見極める我々の目は日々試されています。

橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会の「維新政治塾」に、国家公務員や地方公務員が参加していることが物議を醸している。次期衆院選の候補者養成機関となる維新政治塾に公務員を受け入れる一方、大阪市は今月、市職員の政治活動を規制する条例を施行。「ダブルスタンダード」との批判も上がりそうだ。

 橋下氏は昨秋の大阪市長選で、市職員が平松邦夫前市長の支援態勢を組織ぐるみで敷いていたと問題視。7月市議会で、職員の政治活動規制条例案が可決成立した。

 条例では、多数の人に政治的意見を述べることなど、罰則規定のある国家公務員並みに10項目の政治活動を禁止。違反者には「懲戒処分として戒告、減給、停職、免職の処分をすることができる」と規定している。

今回の件では、橋下市長が公務員に対し、

俺に逆らう発言をするヤツはクビだが、俺を応援するなら発言して良い。

と言っているわけですから、ダブルスタンダードです。さらに言えばファシズムです。

ダブルスタンダードを使う人間は信用されません。

何故なら、言っていることとは別の真意があるからです。

平和を唱え、アメリカの核兵器や日本の核武装に反対運動を展開するのに、中国や北朝鮮の核開発は非難しない、という人達がいます。

平和よりも中国北朝鮮の方が大事なの? という疑問が湧いてきます。

ダブルスタンダードを使う人間の言葉を信じても、裏切られる可能性が高い、と言うことも出来ます。

中国国家主席の前で「私は人民解放軍の野戦司令官でござい」と媚びた政治家が、尖閣諸島での中国の暴挙に対して毅然とした態度を示すべきだと叫びました。

彼を支持したら、日本が解放されそうです。

しかしダブルスタンダードの人間を見たら全て信用出来ないかというと、微妙です。

サラリーマンが仕事で上司と部下には接する態度が違うのは当然です。使い分けられないようでは仕事は出来ません。部下に冷たくても上司の受けが良ければクビにならないのが現実です。

自分には親も子もいます。子の言動が間違っていたら必要により拳骨しますが、親にはしません。色々な事情はありますが、実際そういうものだと思います。かつて親から拳骨を貰いましたが恨んでなどいませんし、子に対しては別途愛情をかけているつもりです。

ダブルスタンダードと一言で批判するのは簡単ですが、そこに相応の事情があるか、或いはダブルスタンダードの常習犯かどうか、などを考えて、総合的に判断しなければならず、現時点で良い悪いを断定できないことも多い、というのが世の中の難しいところです。

橋下市長はどうかというと、弁護士だった頃は筋が通っていて好感が持てましたが、政界に出てからは常習犯化しているようで、あまり支持する気にはなれません。

Banner_13よろしかったら応援クリックお願いします。

|

« 強がっているのは効いている証拠 | トップページ | 中国の実情を知るための日本の貿易統計 »

政治」カテゴリの記事

コメント

>橋下市長はどうかというと、弁護士だった頃は筋が通っていて

弁護士だった頃から筋なんか通っていなかったし、法律知識もいい加減だった。

投稿: | 2012年8月20日 (月) 01時43分

公務員の発言は、制限が掛かって来るんですね。

参政権を奪取するとなると物議を醸しそうですが、

発言程度なら規制されても文句言わないのでしょうかね。

勝手な意見ですが、公務員の選挙権を撤廃してもいいと思っています

投稿: ティガ | 2012年8月20日 (月) 14時17分

コメント有り難うございます。

橋本市のアレは昔からでしたか。勉強になりました。

参政権は日本国民固有の権利なので、相当に難しい話でしょう。
そもそもは、国に食わせてもらっていながら国に文句を言うという態度が気に入らない、というところからだと思います。

投稿: プー | 2012年8月22日 (水) 08時37分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/420968/46732126

この記事へのトラックバック一覧です: 「ダブルスタンダード」を意識することで人は大人になる:

« 強がっているのは効いている証拠 | トップページ | 中国の実情を知るための日本の貿易統計 »