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2012年7月 7日 (土)

今の政府の対中外交を信じるのは・・・

石原都知事の「東京都が尖閣諸島購入」は時期尚早と思っていますが、やはり政府が出てきました。今の日本国の対中外交が信用出来るかどうかというと、ノーだと思います。まずは東京都に所有して欲しいです。

野田佳彦首相は7日午前、尖閣諸島の国有化について「平穏かつ安定的に維持・管理する観点から、所有者と連絡を取り、総合的に検討している」と述べた。中国などの反発が予想されることに関しては「わが国固有の領土であることは間違いない。領有権問題は存在しない」と語った。訪問先の福島県いわき市内で記者団の質問に答えた。
 東京都の石原慎太郎知事が尖閣購入の意向を示していることについては「都がどのような計画を持っているのか把握しないといけない。さまざまな接触をさまざまなレベルでしている」と、都側と協議していることを明らかにした。

これとともに、下のニュースもあります。

政府が沖縄県の尖閣諸島を国有化する方針を固めたことについて、東京都の石原慎太郎知事は7日、政府から国有化方針を伝えられたことを認めた上で、「結構なことだが、これまでの経緯もある。黙って見ていてくれと伝えた」と話し、あくまで都として購入を進める考えを示した。

また、地権者からも電話で連絡があったことを明かし、「(地権者は)『国から買いたいという話がきたが、石原さんにしか売りませんから、安心してください』ということだった」と語った。

現政権が尖閣諸島を地権者から直接購入しようという動きを、石原都知事と地権者が拒否した、と言う話です。

現政権は中国に対して厳しめであるし、都知事への使者が日米安保重視の長島昭久首相補佐官であるし、政府もやる気かな、と思いましたが、まだまだ信用出来ません。

中国派の小沢は内閣不信任案をちらつかせて妨害するでしょう。

上手く進んだとしても政権の人気取りになっては困ります。

ここは、一旦東京都が購入し、島に住居や漁港などを整備し、日本人の上陸が十分可能になった時点で、政権交代後の政府に売る、というのが上策と思います。

懸念されるのが時間の問題です。

石原都知事には任期と寿命という制約があります。

自分は、政権交代後に尖閣諸島を都が購入を発表すれば良いと思っていたのですが、前述の「準備期間」と任期・寿命の兼ね合いで、政権交代を待たずに動き出さないと間に合わないと考えたのかも知れません。

メタボ系内科医プーは石原都知事を応援します。

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