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2012年7月 7日 (土)

欧州問題はこれから、という予告

国債残高が多く、消費税増税で先行きの厳しい日本が一番安全なんて、笑い話にもなりませんが、欧州問題クライマックスにおいて日本がお金を刷って良いというお墨付きを得たことには意味があると思います。

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は6日都内で記者会見し、「円相場は若干過大評価されている」と述べた。その上で、「円相場の急変動が続いた場合、各国と協調した上での為替介入なら正当化できる」として、円高阻止を狙った日本の円売り介入に一定の理解を示した。
 欧州債務危機の深刻化に伴い、相対的に「安全通貨」とされる円が買われやすい環境が続いている。ラガルド氏は「欧州危機のあおりで世界経済が悪化すれば、逃避資金が円に集まり、円の過大評価が一段と進む恐れがある」と指摘した。 

欧州問題は、ユーロ2012開催期間あたりでは資金供給増強の約束が取り付けられて一旦落ち着きを見せていました。

結婚を控えたイニエスタのための大会でした。彼を見ると多くの人々が幸せな気分になっただろうし、それはそれで素晴らしいことだと思います。

 

しかし大会も閉幕し、みんなが冷静になったところで先週後半の経済指標、ECBの利下げとアメリカ非農業部門雇用者数の不調で一気にリスクオフに傾きました。

見通しの明るいときには、上2つの指標が悪くても追加緩和期待でユーロが上がったものですが、今回の指標に対する反応は、「欧州はやっぱり危ない」と市場が判断したことになります。

まだこの先、明るい話題と暗いニュースが交互に出てくるのでしょうが、欧州問題の根本的改善が成されない限り、いつかは大暴落が起こるものと確信しています。

その時に日本が大量の円を刷って諸々を買い支える、というのが唯一の歓迎される円売り介入である、という持論は今も変わっていません。

というか、それを考えずに今の日銀が円を刷っていないのなら、大馬鹿です。

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コメント

先生の持論はブレませんね。

ユーロ暴落とそれを日本が救う図式が先生には鮮明に見えていることでしょう。

個人的な意見としては、日本は周りの国に比べたらまだマシだ。

ではなく、日本が国内問題ももっと踏み切って負債、雇用、生活保護、原発問題をメドだけでも立て、

名実ともに世界の救世主になって欲しいものです。

投稿: ティガ | 2012年7月 9日 (月) 16時49分

コメントありがとうございます。

日本には力はあります。あとは、それを使えるかです。

投稿: プー | 2012年7月 9日 (月) 17時45分

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