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2012年6月28日 (木)

残留でも離党でもなかった

さすが小沢先生、政局に関しては超一流です。決定的な破局を起こさずに、自分に近い輿石を使って執行部を揺さぶる、と言う手管は大したものです。党内にいて消費税反対を叫ぶのが現状で最善の策なのでしょう。

民主党の小沢一郎元代表が、衆院の民主党会派を離脱して新会派の結成を検討していることが27日、わかった。

 消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決で反対票を投じた同党議員のうち、小沢氏含め43人が参加する見通しとなっている。小沢氏は29日にも民主党に会派離脱願を提出したい考えだが、党執行部は容認しないとみられる。

 小沢氏は28日に民主党の輿石幹事長と会談し、新会派結成の意向を伝える方針だ。会派離脱が認められない場合でも、新党結成を求める若手議員を納得させ、グループの結束を保つことが可能と判断しているとみられる。新会派が認められれば、民主党に所属しながら「党中党」として野田首相や党執行部を揺さぶり、離党・新党結成の時期を見極める時間を確保できる利点もある。

政党と会派はちょっと違うものです。

(院内)会派とは、

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%A2%E5%86%85%E4%BC%9A%E6%B4%BE

理念や政策を共有する議員の集合であり、政党が異なっても同一会派を形成することは日常茶飯事です。

「通常は」一つの政党が複数の会派を作りません。

しかし小沢氏はその常識を破って党内別会派を立ち上げるのです。別に、執行部から認められなくても良いし、造反者の人事は小沢氏に近い輿石に一任らしいですから、通る可能性も高いです。

自分の前のエントリーで、「支持基盤」か「浮動票」のどちらを取るか、と書きましたが、小沢氏は両方取るつもりのようです。実に巧妙です。

そんな小沢先生を、常識に囚われない英雄と見るか、卑怯者と腐すかは、評価する人の立ち位置によって決まるのでしょうが。

自分は、最近の小沢先生の政策には見るべきところが無いと思っています。

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コメント

『常識に囚われない英雄と見るか、卑怯者と腐すかは、評価する人の立ち位置によって決まるのでしょうが。』

本当に難しいですね。自民にとっては小沢さんの行動は想定の範囲だったんでしょうかね?それとも一杯食わされたのか?
造反者に厳罰を求めている以上想定外なんですかね?
正直わからないことばかりです。

小泉純一郎以来、劇場型で勧善懲悪的な政治に慣れてしまったのか難しくて困惑しています。

デフレ経済に増税はナンセンスなのは確かなことだと思いますのでそれだけを信じたいです。・・・これも常識にとらわれているかも? ホントに分からないです。

投稿: バズ | 2012年6月29日 (金) 00時27分

コメントありがとうございます。

我々の得られる情報は断片的なので、それだけで全てを見通すのは困難と思います。
我々に出来るのは、政治家の実績を見て、投票先を決めることくらいです。

投稿: プー | 2012年6月29日 (金) 07時17分

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