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2012年6月16日 (土)

解散への現実解

良くも悪くも消費税の決着が付きました。現政権にとって、今が解散の妥当なタイミングでしょう。今度の選挙では、我々は現実的に政権担当能力のある政党を勝たせなくてはなりません。

消費増税を柱とする税と社会保障の一体改革関連法案をめぐる民主、自民、公明3党の修正協議は15日、民・自両党が未明に自民党の対案修正で一致したのに続き、公明党も法案に賛成する方針に転じ、同日深夜に合意に達した。

 3党は週明けに各党内の了承手続きを取ったうえで党首会談を開いて正式合意する方向で調整。21日に会期末を迎える通常国会は1カ月以上延長され、消費税率を現行の5%から14年4月に8%、15年10月に10%に引き上げる消費増税法案は今国会で成立するのが確実となった。

おそらく現政権の頭の中にあるのは選挙でしょう。

民主党は、今度の選挙では大敗するのが目に見えています。何処が勝つかは微妙ですが

消費税増税は、選挙に負けないためにはどうしたら良いか、と考えたときの現実解だったと思います。

普通に考えたら、消費税増税を決めた政権は民意を得られず選挙に負けます。

それなのに、なぜか。

何も動かなければ選挙の負けも動きません。

民主党の立ち位置から周りを見渡したときに、消費税増税が最も勝ち目のある戦略だったのです。

まずは官僚対策。

消費税増税の決定は、財務省からは一定の評価が得られ、ひいては官僚の支持も取り付けられるでしょう。

次にマスコミ。

外国の意を汲むマスコミとしては、日本が弱体化してくれる法案成立は、グッジョブでしょう。

公明党にとっては、ダブル選挙を防ぐのが目標です。

小沢派は目の上のたんこぶでしたが、勝ち目の無い戦いとなれば、「造反の造反」で、小沢派の切り崩しが期待出来ます。

橋下維新は、原発再稼働で負けて今夏は動けません。動きそうなら、「関電管内の火力発電所は無理して頑張っているね?」と言っておけば十分です。

自民党相手には複雑な駆け引きでした。

解散権を持っているのは野田です。野田が不利な状況を作れば作るほど、解散は遠のきます。

自民党としても、野田が解散してくれるくらいに有利な条件を提示しなくてはならない・・・すなわち、

天下の悪法の成立に加担した

自民党なんて民主党と同じようにダメだ、と有権者に思わせられれば、野田にも勝ち目が出てきて、解散する動機になります。

そんなわけで、自分は解散総選挙が近いと予想します。

どうでしょうか。

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コメント

ついに解散ですね。
総選挙をやっても増税の撤回はできないんですよね?
民主党を選ばないにしても、自民党も同じだし・・・誰を選べばよいかわからない選挙ですね。

自民のウルトラCがあるんですかね?
脱原発に話をすり替えるとか?

なにか考えているんでしょうね。

投稿: バズ | 2012年6月16日 (土) 23時19分

コメントありがとうございます。

原発・消費税では、責任政党としての縛りがあり、両陣営の間では争点にはならないでしょう。

両陣営とも、何か切り札を隠し持っていると思います。

投稿: プー | 2012年6月16日 (土) 23時52分

どの政党でも増税は変わらないでしょうか?

かけこみ需要で暫く景気が上向いて、その後凍りますね。

せめて、消費税を上げる代わりに法人税を下げてくれないと労働意欲削られます。

投稿: ティガ | 2012年6月21日 (木) 14時03分

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