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2012年4月16日 (月)

政府の工作だったとしても

経産相の「原発稼働ゼロになる」発言の後だけに、原発を再稼働させたい政府による工作では? と勘繰りたくなるトラブルですが、だとしても関電の電力供給が危機にあることは事実であり、原発について考える大事な機会では無いでしょうか。

関西電力は16日、和歌山県海南市にある出力60万キロワットの火力発電、海南発電所3号機がトラブルで15日に停止した、と発表した。関電管内の16日の供給力は2294万キロワットに落ち込むが、最大電力需要が想定の1900万キロワットまで高まっても電力利用率は82・8%におさまり「安定供給は維持される」(同社)という。

 ただ、17日と18日の利用率は、管内の供給力調整のため90%への上昇を見込んでおり、さらなるトラブルが発生すれば安定供給が脅かされる。大飯原発3、4号機の再稼働見通しがなかなかつかないなか、綱渡りの電力需給が続く。

 関電によると、4月15日午前11時ごろ、海南発電所3号機タービン施設を起動したところ、同午後1時ごろに点検中の作業員がボイラーからの漏水を発見して設備を停止した。配管からの漏水が確認されており、関電は「復旧までに1週間程度はかかる」としている。

海南火力発電所は、火力発電所としては古株です。最近のものは液化天然ガスを燃料に発電しますが、海南火力発電所は重油・原油を燃料にしています。福島第一原発事故後に原発が運転休止となったため、やむなく停止中の2号機の運転を再開する予定です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E5%8D%97%E7%81%AB%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80

こんなことだから原油がなかなか暴落しないわけです。しかしそれを置いても、老朽化して何時トラブルが起こるか分からない発電所をフル稼働させては、何時か必ず起こることです。

原発で余裕があるからこそ定期点検が出来る

という事実を忘れてはいけません。

この件が反原発の橋下市長の支持を減らすための工作だったとしても全然不思議ではないですが、反原発には反原発なりの覚悟が必要です。

いっそ計画停電すべきです。夏になる前に。

暑い夏に、従来の半分の電力供給では、計画停電は必須であり、確実に熱中症死者が多数出るでしょう。

それは、大地震による原発事故とは違い、間違いなく起こることです。

死者を減らすには、暑くならないうちに、計画停電をすべきです。

それによって、どれくらいの地域でエアコンを止めなくてはならないか、見えてきます。そして、どれくらいの死者が出るかもある程度予想出来ます。或いは、地域経済への打撃も見積もることが出来るでしょう。

どうでしょうね? 橋下さん。

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コメント

確かに先を見たら、計画停電を今して定期検査する必要がありますね。ただ、目先だけを見たら嫌がる人が多そうですね。

投稿: ティガ | 2012年4月19日 (木) 19時12分

コメントありがとうございます。

先送りの許される問題かどうか、ですね。
民度の問われる話だと思います。

投稿: プー | 2012年4月19日 (木) 19時55分

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