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2012年3月30日 (金)

反対の反対なのだ

消費税を巡って、与党で大荒れです。小沢派と国民新党が造反、と思ったらその中でまた造反、と大混乱です。一体どんな形で落ち着くのか、目が離せません。

民主党の小沢一郎元代表のグループに属する政務三役ら7人が30日午前、国会内で協議し、消費増税法案の閣議決定に抗議して牧義夫副厚生労働相ら数人が辞任することを確認した。

(中略)

 グループ内には慎重論もある。奥村展三副文科相は30日午前、国会内で小沢元代表に会い、辞任しない考えを伝えた。元代表は30日午前、自らの事務所に民主党の樋高剛総括副幹事長ら側近議員を集めて対応を協議した。

長期的に考えて、消費税増税は必要、と思っています。

しかし、歳入増を目論んでのことなら失敗します。

あくまで、税制の大枠の中で、直間比率の是正の一環として行われるべきものです。

日本の財政についてどんなシナリオがあるのか、財務官僚の腹の内が読めない以上、この先の展開も読めません。

好意的に解釈すれば、

「増税は難しいけど減税は簡単だ」

という考え方があります。

後で直接税は減らすけど、それはどんな内閣でも出来る。

消費税増税は、現政権の(多少の)延命をバーターに何としても決定させる。

自民党に政権交代した後だとまた更に政権交代となりかねない。今しかない。

なんて考えているのだろうか。甘すぎるかな。

政治は本当に難しいです。

消費税増税は、解散して国民の信を問え、と言う人が結構いるけど、そんな単純ではありません。

だって、世の中の対立軸はいくつもあるのですから。

原発継続か終了かは当面の最重要課題です。TPP参加はついこの間までは激論が繰り広げられていました。外交の軸足をアメリカ以外に移すのかも大きいし、公務員改革への取り組みにも大きな違いがあります。財政では財政規律か上げ潮かという違い。

経済なら自由主義か社会主義。このあたりになってくると1か0でなく、0.5だ、いや、0.3がちょうど良いとか、十人十色になってしまいます。

これらの決定のために一々解散総選挙は出来ないでしょう。

選挙で当選した議員達の決めたことには、とりあえず従うしかありません。

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コメント

0と1の間が非常に大事ですね。ただ、目の前の増税は非常に嫌な感じがします。。。

給料天引きとかだと気にならないのですが、直接増えると精神的に消費がすすまなくなる気がします。

投稿: ティガ | 2012年4月 3日 (火) 14時02分

コメントありがとうございます。

ミクロ経済的にはその通りですね。
マクロ的には、不景気に増税はアリエナイ、ということです。

投稿: プー | 2012年4月 3日 (火) 17時39分

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