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2012年2月19日 (日)

投資はタイミングが命なので

なかなか欧州支援に本気にならない日本に対して、中国が痺れを切らしたようです。日本は、この圧力を、のらりくらりと躱す必要があります。

【北京=芳村健次】安住財務相は19日、北京で中国の王岐山(ワンチーシャン)副首相と会談し、欧州危機の封じ込めに向け、ユーロ圏のさらなる自助努力を前提に、国際通貨基金(IMF)の資金枠拡大に日中が協力していくことで一致した。

 資金拠出先として期待される日中が連携する姿勢を示すことで、ユーロ圏に一層の対応を促す狙いがある。

 IMFは、欧州を支援するため5000億ドル(約40兆円)の融資能力拡大を目指しており、日中両国の対応が注目されている。両氏は会談で、IMFを通じた欧州支援の協力には、「ユーロ圏諸国によるさらなる努力が前提」と確認した。日中両国は、25日からメキシコで開かれる主要20か国・地域(G20)の財務相・中央銀行総裁会議でも同様の考えを表明する方針だ。

投資は、「いつ」買うかが最も大事と言われています。タイミングが最高なら、放っておいても儲かります。逆に、それよりも前に買った者は損します。

欧州危機に対して日本と中国では、現在の所、どちらかというと中国の方が先に大量に投資してしまっています。

欧州危機のクライマックスはおそらくもう少し先の話です。

そのクライマックスの時に買い支えた国が世界の救世主であり、21世紀初頭の世界王者です。

今回の会談は、既に随分買い支えてしまった中国が日本に対し、「お前もさっさと買えよ」と、せっついている構図です。

今日本が買ってくれれば、その分だけ当面の中国の負担分が減り、クライマックスの時に中国が出資出来る金額が増えます。

日本としては、

ユーロ圏のさらなる自助努力を前提に、

という文言を盾にして、出来るだけ買い支えを遅らせるのが国益です。

それにしても、

5000億ドル(約40兆円)の融資能力拡大

って、結構凄いです。

かつてリーマンショックの際に麻生・中川がぶち上げた1000億ドル出資が「世界最大級の貢献」と評価されたのが霞んで見えます。

それどころか、2兆ドルは必要、という話もどこかで聞いたような。

リーマンショックは「序の口」だった、ということでしょうか。

世界は正念場を迎えています。

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コメント

いつも楽しく拝見してます。

投稿: ディガ | 2012年2月20日 (月) 16時15分

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