日本は日本の主張を
相手の主張をただ受け入れるのは真の友好ではありません。日本は日本としての立場を主張することで対等な関係が築けるはずです。今回の河村氏の発言は、支持します。
【北京時事】中国江蘇省南京市政府は21日夜、河村たかし名古屋市長が20日、市役所を表敬訪問した姉妹都市の南京市共産党委員会幹部と会談した際、旧日本軍による1937年の南京事件は「なかったのではないか」と述べたことを受け、名古屋市との交流を一時停止すると明らかにした。
日本は「南京事件」、中国は「南京大虐殺」。
この言葉の違いだけでも大きな隔たりがあります。
この件に関する詳細の議論は、今回は置いておきます。
相手が自分の都合の良いように主張したときに、こちらがしっかり反論しなければ、相手は調子に乗って次々に要求を重ねていきます。
我慢出来なくなって戦争。
こんなケースは、歴史上枚挙にいとまがありません。
大事なのは、相手が図に乗る前にこちらの立場を主張すること。
そうすれば、相手もこちらを舐めることなく、対等な友好関係を築くことが出来るのです。
一時的に相手の気分を害するのは仕方の無いことです。
相手も大人なら、次からの対応に気を使うはずです。
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コメント
国民性も有ますよね。意見を伝える文化が少なかった。夏目漱石は、I love youを月が綺麗ですね。と訳した様ですし。ただ、政治家さんは、外交が仕事なんで伝える事は伝えていただきたいです。
投稿: ティガ | 2012年2月24日 (金) 14時45分
コメントありがとうございます。
明治時代に「愛」という概念が無かったとは、勉強になりました。
政治家は日本の価値観で動いていてはいかんと言うことですね。
投稿: プー | 2012年2月24日 (金) 23時06分