「罷免」を免れないレベル
議事録の無い会議など、していないも同然です。このような「おままごと内閣」の責任は厳しく追及されるべきです。一日も早い政権再交代を望みます。
東日本大震災で設置された政府の15会議体のうち10の会議が、議事録を作成していないというずさんな実態が分かった。議事録欠如は、震災や東京電力福島第1原発事故対応の検証作業の支障となるばかりか、後世の国民に対する説明責任を放棄することになりかねない。「政治主導」の本質を取り違えた民主党政権は、「隠蔽(いんぺい)」との批判を免れそうにない。
なぜ議事録を残さなかったかは、大体想像が付きます。
未曾有の大震災・原発事故に対して良い解決策が浮かばず、適切な情報も上がらず、イライラして罵詈雑言ばかりが飛び交っていたのでしょう。恥ずかしすぎて議事録に残すことなど出来ない、という気持ちは分かります。
しかし、学級会ならともかく、一国の内閣でそれは許されません。
文明社会に不可欠な「記録」を放棄したのですから。
実は、鳩山内閣の頃から議事録は残さない方針だったのです。
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010010301000147.html
「議事録作成が前提となれば政治家同士の自由な意見交換が妨げられる」との理由だが、関係者からは「政策決定のプロセスを歴史的に検証できない」と懸念する声も出ている。
なので、今回の釈明である、
公文書管理担当の岡田克也副総理は「忙しくて人手がなかったということもある。(そういう理由で)記録が残されていなかったと想像している」として、意図的な隠蔽との見方を否定。
という話の方こそ、民主党として間違っているからです。
この時代、音声を録音する方法など腐るほどあります。その時に人手が無かったとしても、ICレコーダーを用意しておけば済む話です。それすらしなかったというのは、意図的な隠蔽としか考えられません。
こんなニュースが出てきたからには、マスコミも本気で倒閣を狙っていると考えられます。
石原・橋下新党に国民を期待させて、何を企んでいるのか。
日本国民は、運否天賦の博打を再び打つのか。
「民主党よりマシなことは確実」な政党に投票するのか。
日本国民にとっては、生き残る最後のチャンスかも知れません。
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