たぶん、マイコプラズマ
一時は熱が下がらないという報道があり心配でしたが、今は軽快に向かっているとのことで一安心です。今回は、経過からしてマイコプラズマ肺炎ではないかと思います。流行しているようなので皆さんも注意が必要です。
宮内庁は18日、東大病院に入院されている天皇陛下について、軽度の気管支肺炎と診断されたと発表した。一時39度近くあった熱は抗生物質の投与により、平熱近くまで下がり、症状は落ち着く傾向にあるという。
同庁によると、気管支炎などで6日に入院した陛下は、ここ数日39度近い熱とせきがあり、その後の検査でわずかながら肺の炎症もあることが判明。同庁は「長引いた気管支炎を中心とした軽度の気管支肺炎と改めて診断された」としている。
マイコプラズマ肺炎は、高熱と咳を特徴とする肺炎です。
通常の肺炎とは有効な抗生剤が異なるので、普通の気管支炎~肺炎と思って治療するとなかなか良くなりません。
しかも、「マクロライド系」の抗生剤が通常は有効なのですが、最近はマクロライド耐性のマイコプラズマが増えています。
それでも、そうと分かれば「テトラサイクリン系」や「ニューキノロン系」の抗生剤を使えば効くので、結局致命的なことになることは少ないです。
しかしながら、治癒に至るまでに2度の抗生剤のハズレを引いてしまうことで診断・治療に時間が掛かり、しかも高齢になってきた陛下の体力の衰弱も考えられ、心配でした。
自分の子供も最近これに罹ったと思われます。
分かってしまうと大したことのない話ですが、分からないうちは熱が下がらずに不安になるものです。
皆さんも、高熱と咳が出たら、この病気を念頭に置いて医療機関に受診しましょう。
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コメント
ちょうど、来月の試験内容で勉強してました。エンドトロピー次第ですね。
投稿: ティガ | 2011年11月23日 (水) 00時13分
コメントありがとうございます。
試験合格を祈っています。
投稿: プー | 2011年11月24日 (木) 19時53分