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2011年7月25日 (月)

発覚したチャイナリスク

高速鉄道の開発を急ぎすぎた中国で起きた、日本ではありえない「追突」事故。開業前、開業直後から種々の問題が指摘されてきた中国の高速鉄道ですが、事故処理のやり方を見るに、寒気がするほどの隠蔽体質を感じます。

中国の浙江省温州で23日夜に起きた高速鉄道の追突事故で、消防隊や軍など救援隊が24日夕までに大破した車両の一部を重機で現場に掘った穴に埋めてしまった問題で、インターネット上では「車内には生存者がおり、遺体、遺留品もあるかもしれないのに、どうして急いで埋めたのか。最後まで探したのか」と反発する声が渦巻いている。

 破損車両は事故原因の究明にも欠かせないが、24日深夜に温州で記者会見した中国鉄道省の王勇平報道官は、運転席など車両の先頭部分を地中に埋めたことを認めた上で、「危険回避の緊急措置だった」と反論した。車両落下地点の農地は激しい雷雨でぬかるみになっており、救援隊や車両を現場に入れるために必要な措置だったと釈明した。

まずは、亡くなった方々の冥福を祈ります。

この事故の原因は、大筋では明らかです。

衝突防止装置システムが「何故か」機能していなかったから追突したのです。

衝突防止装置システムは基本的に、ある区間の安全が確認されていれば安全であるという信号が逐一電車に届きます。逆に、

安全信号が届かなかったら即座に停止

が大原則です。このルールを守るだけで「追突」事故は完全に防げます。

「何故」、このルールが守られなかったのかは最重要な究明課題です。

しかし中国当局は列車を埋めてしまいました。しかも重機で砕いて埋めました。証拠隠滅やる気満々です。

普通なら、車両を丁寧に取り出して保存し、今回の事故原因を検証するはずです。

どうやら中国当局は、

原因究明より大事なことがある

と考えているようです。

こんなことでは、中国の列車事故の再発は免れないでしょう。

引いては、中国そのものがこのような体質を持っていたとしたら、恐ろしすぎて中国相手に命のかかった仕事は出来ないと思います。

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コメント

今朝、ニュースで見ました。

隠ぺい大国ですね。

中国の技術がいくら上がっても、


誠実さを忘れては発展はないでしょう。

亡くなられた方のご冥福を申し上げます。

投稿: ティガ | 2011年7月25日 (月) 14時17分

コメントありがとうございます。

そして翌日には運行再開、というのだから大変です。
世界がこの事故をどう見ているか、注目です。

投稿: プー | 2011年7月25日 (月) 17時28分

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