菅の延命のための方便であって欲しいレベル
このタイミングでこのニュースというのは、菅政権の延命工作のためと思うのですが、そう思わないとやってられないくらいの放射線量です。手の付けようのない状態です。
東京電力は4日、福島第一原子力発電所1号機の原子炉建屋1階南東部の床を貫通する気体輸送用の配管周辺の隙間から湯気が上がっているのを、調査に入った米国製ロボット「パックボット」で確認、撮影したと発表した。
湯気が立ち上っている周辺の放射線量は、最高で毎時4000ミリ・シーベルトで、3月11日の事故発生後に測定された中では、最も高い数値だった。3分余りで作業員の被曝(ひばく)限度である250ミリ・シーベルトを超え、15分間続けて作業すると、吐き気など急性放射線障害の自覚症状が出るレベルだ。
1号機では、格納容器から汚染水の漏出が続いている。
東電では、格納容器の下部にある「圧力抑制室」付近から漏れ出した、約50度の汚染水から湯気が発生、1階に噴き出していると見ており、「今後、継続して監視する」と話している。
4000ミリ・シーベルトは4シーベルト。
個人差はあれ数十分の曝露で人が死ぬレベルです。
こんな所で作業は出来ません。
原発問題収束が大きく遠のきました。
おそらくこれは、今に始まったことではない筈です。
それをこのタイミングで発表したと言うことは、菅の発言の、「震災や原発にめどが立ったら辞任」というところで、
めどが立たないから当分居座ります。
宣言でしょう。
菅のあの発言は、震災復興に対して負のインセンティブとなっています。
何もしなければ居座れるという。
いずれにしても救いがたいです。
鳩山は菅を降ろす唯一最大のチャンスを逃してしまいました。
この国の震災復興は成るのでしょうか!?
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コメント
菅さんは、地位にしがみつくあまり本質を更に見失いそうですね。
今回の件で私を含め政治に関心を持つ人が増えたと思うので、本当に国を守れる政治家が増える事を期待します。
投稿: インスリン系MR | 2011年6月 6日 (月) 13時51分
コメントありがとうございます。
彼にとっての本質は我々にとっての本質とは異なるようです。
或いは、単に地位にしがみつくというわけでなく、もっと別の目的があるのではないかとも思っています。
この点については、十分な情報が得られた際に書きたいと思います。
投稿: プー | 2011年6月 6日 (月) 14時22分